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スコットランド珍道中記~LAGAVULIN蒸留所~

ぼちぼちとやっていきまます・・・。

1ヶ月ほど期間があいてしまいましたが、前回のARDBEG蒸留所編からの続きです。

ラガヴーリン蒸留所へ行く前にADBEGのキルン・カフェでランチをいただいておりましたら、次々に訪れるARDBEGへの訪問者。
空港で一緒になった日本人の新婚さんや、たぶんバーテンダーであろうと思われうご夫妻にも(笑)

やはり、ここは人気の蒸留所なんですねぇ。
とまぁ、アイラに来る時点でウィスキー好きなんでしょうけどね。

おいしいブロスやサンドをいただいた後、目指すはラガヴーリン!!!

クリスティーンの操るLady Of Isles号に乗り込み、爆走!!

急いでいて、玄関正面は撮っていなかったのですが、大変に趣のある蒸留所でアードベッグとは違う、古きよき時代の佇まいでした。

玄関から入りますと、昔の木造校舎に入るような作りで、緑と赤のペンキで壁は塗られていた覚えがあります。

はじめに通されたのは、ヴィジタールームでした。
これだけで、このラガヴーリンの趣が伝わるのではないでしょうか?
アンティークというか、変わらないというか。


ふと、クリスティーンに案内されて棚に目をやりますと、そこには!!!!???
なんとMALT MILLの原酒が!!!

モルトミルは、かつてラガヴーリン蒸留所の敷地内でラフロイグのレシピを模倣して造った蒸留所だとか。
1908年~1960年の間、稼動しておりました。
これは、当時ラガヴーリン蒸留所を所有しておりましたピーター・J・マッキーが前年までラフロイグの販売権を持っていて、そのラフロイグの味わいをコピーするために造られたといわれております。

マッシュタンは、ラガヴーリンのお下がりで、蒸留器はラガヴーリンと同じ形のポットスティルが2基。
フロアモルティングで、すべてピートでの麦芽乾燥をさせていたといいます。
ですが、出来上がったものはラフロイグの味わいとはまったく違うものが出来上がったといわれております。
これは、水源の違いや蒸留器の違いなどが考えられるのでしょうね。

実は、あとで思い出したのですが、このヴィジタールームはそのかつてMALTMILL蒸留所があった施設を使っているらしいんですよね。

そう考えますと、本当に感慨深いです。

さて、次はテイスティングです♪

#スコットランド珍道中記

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