5年前の6月21日・・・。
地元である袋井市より、新天地であるこの静岡市にやってまいりました。
右も左もわからず、ただがむしゃらに自分の思いのまま・・・思い描く自分のバーテンディングとホスピタリティを描き続ける為に。
あれから5年。
5年という時間はある種、区切りの時だと僕は考えます。
僕たちは、本当に成長したんであろうか?
それとも、あの時から変わらないのか?
5年という歳月は、僕たちに何を与えてくれたのか?
いまだからこそ、自分達がなぜこの静岡市に移ったのか・・・・
それを、もう一度考える日になることでしょう。
ただ、あれから変わらず支えてくれているのは、このカウンターとバックバー。
そして、扉・・・。
すべて、家具職人の手による「仕事」です。
この、扉に手をかけてNO’AGEという空間に入り、どれだけの方に心地よさを感じていただけることができたんだろうか?
そのように考えると、いまだに至らない点が見えてきます。
袋井の大先輩に、こう言われたことがあります。
「静岡では5年は、我慢しな!!」
その言葉の意味は、少しずつ見えてきた気がいたします。
この5年という歳月を、このように迎える事ができたのは
多くのお客様から温かい眼で見守っていただいてきたお陰と感じております。
この感謝の気持ちは、言葉では言い表せれないほどでございます。
多くのお客様から、「静岡へ移転してきた日と、創業した日とどっちが大事?」と聞かれることがあります。
こうやって聞かれますと、何となく静岡と袋井どっちが大切?と聞かれているようでなんともお答えしがたいのですが・・・・。
私としてはNO’AGEという名前を変えずに今まで営業をさせていただいている限り、創業した日を基本的には周年記念にしております。
が、静岡市でも袋井市でもこのカウンターにお座りになったお客様との想い出は、
すべて等しく私の大事な宝物です。
このように皆様にお知らせさせていただいたのは、この5年の間。
変わらず、御愛顧をいただいてきたお客様達へ、ブログでは失礼とは思いましたが、感謝の思いをお伝えしたく思い長々と書かせていただくことになりました。
この5年間、NO’AGEの扉をくぐり、このカウンターへお座りになったすべての方々へ
そして、5年間支えてくれた妻へも・・・
「ありがとうございます」
これからもNO’AGEは、皆様により御満足をいただけるよう精進してまいります。
今後とも、かわらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2012年 6月21日
BAR NO’AGE
店主 井谷 匡伯 ・ 洋子
追記:当日は、周年イベントなどはせずに普段通りの営業をさせていただきます。 言葉のみで大変に恐縮でございますが、何卒ご了承くださいませ。
でも・・・なんか開けるかも・・・・・(笑)
#バーテンダーの独り言