先日行われたモルトセミナーの風景でございます♪
今回は樽による熟成の神秘ということで、テーマが結構ウィスキーを楽しむ為のステップアップになるような会になったのではないでしょうか?と思います。
今回は昼間のテイスティング会と夕方から参戦の方々と合わせても小数の会となりましたが、これはこれですごく密着間があって質問もしやすい形になれたのではないでしょうか。
リンクウッド蒸留所の樽違いとニューポットに近いボトルを使って、テイスティングをいたしましたが、ニューポットを飲んだ瞬間皆さん「ウッ!!」「焼酎みたい!」というお声が多かったですね。
まぁ確かに、ニューポットはまさに麦焼酎に近い香りを放っておりました(笑)
でも麦焼酎という表現は、厳格には違うのですがまぁそういう風に感じてもおかしくはないでしょう。
次にテイスティングしたボトルは、バーボン樽で熟成をさせたもの。
意外とこれの方が、皆さん飲み易かったようでさらっと飲むにはこの方がいいと言う声が多かったように思えます。
バーボン樽で熟成されたものは、フルーティーなアプリコットや洋ナシ、バニラ、花のような香りがするものが多いのですが、これはやけに塩気?が感じるという声もありました。
リンクウッドは、スペイサイドなんですけどこれは面白い味わいでしたね。
そしてGMのシェリー樽。
これはある意味定番中の定番。
リンクウッドというとこちらのような味わいが多いようにも感じます。ただ皆さんが総じて感じたのは、少し渋み、苦味を感じたみたいです。
シェリー樽の中でもファースト・シェリー樽で熟成されたものの中にはこういう感じのもの多くあります。
特に色合いが濃い物は、そういう可能性もありますので苦手だとおっしゃる方も多いです。
でもこの苦味がいいんだよねぇ~とおっしゃる方も多いのも事実で、開栓後にこの苦味が落ち着いてさらに濃縮されたレーズンやプルーンのような味わいに変化するものも多いので、一概に苦味だけが残るとも言い切れないのもウィスキーを長く楽しむ要因となります。
そして、最後に旧ユナイデットディスティラリーのUD RARE 1975 リフィール・シェリー樽をテイスティングしたときは、もう皆さんうっとり♪
いや、やはりさすがですな。
長くは書きませんが、素晴らしい味わいです。
今回セミナーに参加できなかった方も、まだすべてのボトルが残っておりますので、思い思いにお試しになられたらよろしいのではないでしょうか?
こういう機会もあまりないと思いますのでね♪
また今回セミナーに参加してくださった皆様におかれまして、貴重なお時間を拝借させていただきまして誠にありがとうございました。
次回のセミナーを是非お楽しみにしていてくださいませ!!
・・・といっても残念ながら今年は、もうセミナーを開催をする予定はありません。
・・・が! 11月にモルトを楽しむ会(仮称)を企画立案中です!
お勉強も大切ですが、やはり当支部のコンセプトは「ウィスキーが繋げる人の輪」です。
すこし、楽しいことを計画中!
しかもスコ文研 静岡支部 発足 1周年ですしね♪
早めに企画して、皆様にお知らせさせていただきたいと思っております。
もちろん!会員でない方も是非ともご参加いただきたく思います!!!
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