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最高のコンディション

皆様も良くご存知だと思いますがお酒には『飲み頃』という物があると思います。

先日、とあるウィスキーをグラスに注いでそのまま何日か置いてみてどのくらい香りや味わいが持つかを研究してみました。

1日目は、さほど変化は見られませんでしたがやや香りが減少しているように見えました。
2日目は、香りと共に味わいに丸みが帯びてきたように見えました。
3日目、2日目よりもその現象が進行しました。
4日目、すでに香りの成分も飛んでいて、味わいも水っぽくなりやや枯れた香りがし始めました。

とまぁここまでの結果、私の経験を踏まえますと開けたばかりのボトルは、アルコールがきつくやわらかさがあまり感じることが出来ないが、時間をかけることによりまろやかになっていくような気がします。そして、オールドボトルにおいては、あまりスワリング(空気を混ぜること)をせずにやさしく飲まれたほうがいいのかな?と思いました。

私は、今気をつけているのはボトルが残り2~3ショットになったらなるべく小瓶に移し変えるか、早めに皆さんにお出しするようにしております。(もちろん回転が速いお店でしたらさほど気にする必要ないですけどね・・・・頑張ります(笑))

お酒には最高のコンディションをと考えておりますが、またその最高のコンディションを楽しむ為にはお客様のコンディションにも大きく左右されると思います。
もちろん提供する側のコンディションも大切です。

まだまだ私のお店では難しい点もありますが少しずつですがやれることはやりたいなぁと思いました。

皆さんも、お酒の管理はどうされていますか?
このサイトを良く見ていらっしゃる方々ならば、知識も豊富な方も多いことでしょうから、
出来ましたら簡単に出来る管理の仕方みたいなものを書き込んでみてください。

#バーテンダーの独り言

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