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フィノとマンサニージャの違い

最近お客様から、こんな質問を受けることが多くなってきます。

それは、「フィノとマンサニージャの違いって何ですか?」

こんな質問です。

やはり季節的に、シェリーワインが飲みたい季節になってきたみたいですね。

いいことです!

では、少しだけフィノとマンサニージャの違いを書いてみましょう。

産地の違い   フィノ(ヘレス)

ヘレス・デ・ラ・フロンテラ及びその周辺で造られている物。
3年~7年の間の熟成期間を経て、樽から抜かれて出荷されます。
平均して、約5年間の熟成の物が多いそうです。
フロール(産膜酵母というワインの表面に膜をはる酵母菌でこれがシェリー独特の香りと味わいを作り出している)の厚さが、真夏と真冬には指1本分の厚さ、春と秋には指3本分になるといわれ、ヘレスやサンタマリアではマンサニージャを作るサンルーカルとは違いフロールの活性の差があるため、その地域独特の香りが楽しめます。

        マンサニージャ

サンルーカル・デ・バラメダで造られている物で、この地域は比較的安定した気候により
フロールが1年中通してあまり厚さが変わらない点からと、フィノよりも樽からワインが抜かれる量も多いため、上段の熟成年数の若い樽から付け足される量も多いため、よりフレッシュな味わいのシェリーが出来上がる。

味わいの特徴  フィノ

軽やかな口当たりになりフレッシュでナッツのような香りが余韻として残る。

        マンサニージャ

潮風のような香りとフィノよりもフレッシュな味わいで、キレがある。

という感じでいかがでしょうか?

はなはだ超!簡単、簡素化して書きましたので、詳しいことを聞きたい方はお店でお話いたしますよ♪

当店では、マンサニージャのほうが断然人気の商品で消費量としては1番です。

今年はきりっと冷やしたマンサニージャやフィノを飲みながら、暑さを吹き飛ばしましょう!

#シェリーワインの旨さ

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