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聖地巡礼の旅にちなんだシェリー

さぁ!!
シェリーの季節到来です!!

本当は、現地ですと春ぐらいが一番消費されているらしいんですが・・・。

まぁ・冷やしたマンサニージャやフィノで憂鬱な季節を吹き飛ばしましょう!!

ゴンザレス エル・ロシオ マンサニージャ

ゴンザレス・ビヤス社

「ティオ・ペペ」のメーカーとして有名。
1835年、マヌエル・マリア・ゴンサレス・アンヘルが、叔父のホセ・アンヘル・デ・ラ・ペーニャの助言を受けて創設した。この人物がティオ(叔父)・ペペ(ホセ)だ。
ペペ叔父さんは、当時は地元でしか飲まれていなかった辛口でフレッシュなフィノ・タイブが好きで、
自分用に特別に熟成していた。
やがてその樽には「ティオ・ペペ」と書かれるようになった。
それを1844年、イギリスに輸出したところたいへんな好評を得た。
そして十九世紀半ば、ロンドンのエージェント、ロバート・バイアス(スペイン語ではビアスと発音)が経営に加わり、
ゴンサレス・ビアスは「ティオ・ペペ」を世界のベストセラーに育てていった。
のちにビアスは撤退したが、社名には残してある。ゴンサレス・ビアスはさまざまなボデガを持っている。
まずキリスト教の大聖堂とアラブの城塞アルカサルに隣接する本社の敷地内に、1960年代前半につくられた「グラン・ボデガ・デ・ティオ・ペペ」がある。三階建てのボデガで、各階一万樽の「ティオ・ペペ」を熟成している。
ボデガの屋根にはティオ・ペペの風見が立ち、敷地を囲む豊かな緑の上から顔を覗かせている。

同じ敷地内には、「ラ・コンチャ(貝殻)」と呼ばれるオープンエリアのボデガもある。
パリのエッフェル塔の設計者エッフェルのデザインで、すべての輸出相手国の国旗が入った樽で周囲が飾られている
またもっとも古いボデガ「ロス・アポストレス(十二使徒)」には、300年以上も前につくられた桜材の樽が16個ある。
これは十九世紀半ばにメディナセリ公爵(デューク)から買ったもので、そのシェリーが現在のアモンティリャード「デル・デューク」のソレラのもとになっている。同じボデガにはキリストと呼ばれる33(キリストが没した年齢)樽分のシェリーが入る巨大な樽と、12樽分入る十二使徒の樽が並んでいる。
敷地外にも、サンルーカルに向かう街道沿いに「ラス・コパス(グラス)」という、たくさんのグラスを立て並べたような屋根の下に最新設備を備えたボデガを建設した。
そしてサンルーカルにも、マンサニーリャ「エル・ロシオ」を熟成するボデガがある。
これは毎年行われる聖母マリアの聖地巡礼の旅にちなんだ名前だ。
製品には「ティオ・ペペ」の同列シリーズとしてオロロソ「アルフォンソ」、クリーム「ソレラ1847」、ペイル・クリーム「サン・ドミンゴ」などがある。VORSのシリーズには、「デル・デューク」のほかペドロ・ヒメネス「ノエ」などがある。    「 参考資料抜粋 」

シェリーは、なかなか皆様の生活には触れない代物だと思います。
ですが、イギリスを始めヨーロッパ各地では歴史的にも愛飲をされているワインなのです。

最初はその味の特性から、違和感を覚える方も多いでしょう。

ですが、飲み続けるとこれが癖になるんです。

先入観を持たずに、まず触れ合うことが大切。
そして、一度で決めずに何度も飲めば、楽しめると思います。

ワイン好きの皆様、当店には通常のワインは一切置いておりません。

でも、ぜひ一度このシェリーワインも貴方のライフ・スタイルの中に加えてみてください。

視野を広げることで、新しい何かを感じると思います。

#シェリーワインの旨さ

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