フラパン家は、1270年以来コニャック地方に住み、過去800年の歴史を持ちこの地方の最高級認定地区グランド・シャンパーニュにあるフォンピノ城で、ぶどうの栽培とコニャック造りを行なってきました。
フラパン家のぶどう畑は、グランド・シャンパーニュ地区のぶどう畑の 総面積 11,000ヘクタールのうちの 320ヘクタールを占め、地区最大を誇っており、品質の良いぶどうを栽培するに最適な土壌を有しています。
大手メゾンでは原料の殆どを外部から調達しているのに比べ、フラパンではグランド・シャンパーニュ自園ぶどう100%からのオリジナル原酒を生産しています。
ぶどう栽培、ワインの醸造、蒸留、熟成、ブレンドの全てにこだわった 産地、年号がはっきりした、優れた品質のコニャックを安定供給してきました。
コニャックの販売会社、メゾン・フラパンは19世紀末ピエール・フラパンによって創設されました。20世紀はじめにはヨーロッパ中の『通』に好まれる、まさに名酒としての地位を確立していました。その後、レミーマルタンの原酒として供給されるようになり「フラパン」の名は忘れ去られていましたが、20世紀末になり、自己商標での販売をはじめ たため、この幻のコニャックは、現代によみがえりました。
そのフラパン家の貴重な樽を買い付けたのが、老舗ワイン商として有名なベリー・ブロス&ラッド社
今回のボトルはそのBBRからの物になります。
樽の保有に定評があるだけに期待されますね♪
#今宵を締めくくる最高の食後酒