MENU

HighlandPark セミナーのレポート

久々のブログ更新で申し訳ございません・・・。
いろいろと多忙でFacebookでのご案内が多くなってしまっております。

さて、開催をさせて頂きました今年初めてのウイスキー・セミナーはオークニー諸島の
クールマチュレーションがもたらせる味わいHighlandParkでした。

今回はなんと80年代〜現行の12年を4本並べてのテイスティングという中々貴重な会となりました。

参加者の皆様からは、現行の物だけ何か違う!というご意見が多くでました。

確かに現行の1個前のボトルと比べますとシェリーの深い味わいが年代毎に違う事が並べてみる事によってより明確にわかりました。

当然の事ながら一番古い80年代流通のボトルが一番人気でして・・・

個人的にもハイランドパークは好きな蒸溜所でしたので、久々にこのオールドボトル達を飲む事が出来たのは、私にとってもニヤニヤしてしまうセミナーとなりました。

また、今回はウイスキーをこれから楽しみたいというお客様が多く参加して頂いた事もありまして簡単にウイスキーの初心者セミナーも冒頭の30分間ほどさせて頂きました。
つたない説明でわかりにくかった点もあるかと思いますが、ご質問等がございましたらどうぞ遠慮なく御尋ねください。

今回のフードペアリングですが、

全体的に味わいは同じ傾向の物が多かったので、ウイスキーの味わいと染込んでお楽しみ頂けるもの、ウイスキーのピート感が増すような味わいの物という形でご用意させて頂きました。

まずは、王道の枝付きレーズンからはじめシェリー樽で熟成されたウイスキーの味わいと同系列の物とペアリングする事により、味わいが膨らむ事を知って頂く事からはじまり、次は「鹿肉とクリームチーズのリエット カシスをのせて」と共に召し上がって頂く事でハイランドパークの中にあるピートのスモーキーさを引き立たせるペアリングを。
つぎは、ご家庭でもお楽しみ頂ける様にスーパーでも購入する事の出来るペアリングとして「栗せんべい」と合わせて頂きました。栗せんべいとの意外な相性の良さに参加された皆様は大変に驚かれていらっしゃいました。帰りに買って帰ろうというご意見もあり嬉しく思います。

そしてデザートとして、今回は「新ごぼうのジェラート」をご用意させて頂く事に。
こちらは、3種類の層から採取される泥炭をブレンドして麦芽を乾燥させているハイランドパーク蒸溜所の特徴を活かして新ごぼうから感じる土のミネラルのような味わいをお楽しみ頂きながら、その情景と共にお楽しみ頂きたいと思いペアリングとしてご用意させて頂きました。

最後に、テイスティングセミナーの時には通常お出ししないのですが今回はウイスキーを使ったデザートとして、「コーヒーゼリー サバイヨン・ソースを浮かべて in Highland Park 12y」を

どれと合わせるのが良いのかという事は、今回は致しませんでしたが皆様の反応もよく嬉しく感じております。

次回は5月の下旬にアルファベット「 I 」から始まる蒸溜所です。

次回も皆様是非ともご参加くださいませ!

 

この記事を書いた人