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No.2:秩父蒸溜所の木製ウォッシュバック

木製(ミズナラ材)!
容量は3.000Lで、全部で5基。
ミズナラ材は、
「想像以上に、ミズナラ材の入手は難しかったです。
材木選定に旭川まで行きました。
一般的なミズナラは、長期熟成の香り(伽羅香)が有名ですが、ミズナラの新樽もココナツや洋梨のようなフレーバーを感じることができ、魅力的です。同じ新樽でもアメリカンオーク材とは全く異なり面白いです。」
との、肥土伊知郎氏 談

4ロールタイプのミルを使用して、ひと仕込み分400Kgの麦芽を粉砕。
伝統的な仕込みを行うためハスク、グリッツ、フラワーの比率には細心の注意を払っているとの事。

ちょっとお節介を(^_^;)

ハスクとは:もっとも粗く穀皮が、多い部分。
グリッツとは:中間の粗挽き部分。
フラワーとは:細かい粉の部分。

粉砕は、
どの程度粉砕するかにより、粗すぎると水分吸収率が低下するし、
反対に細かすぎると濾過が難しいとの事。
仕込みには大切なポイントとなる。
一般的には、
約ハスク20%、グリッツ70%、フラワー10%が目安。

マッシュタンは、
容量約2.400Lと小型で、 ドラフリムーバーのみでレイキはなし。
櫂棒を使って丁寧に撹拌して表層を作り、上質なウォートを得ているそうだ。

日本国内では、
数十年ぶりに誕生した蒸溜所。
また、
同時に国内唯一の、ウィスキー専業メーカー!
(株)ベンチャーウィスキー代表者、肥土伊知郎(あくといちろう)氏、スタッフの方が、
しっかりとした味わいのウィスキーづくりをめざし、
世界の愛好家にお届けしようと、たゆまぬ努力中!
まだまだと、
時間が掛かりますが、
愉しみな蒸溜所であると思います。
これからも、
ご活躍を願っていますm(__)m

#出来事!

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