と、言う事で『僕の「お酒と温度」論』最終話。
僕は常日頃お酒をつくる時、『適正温度』を良く考えます。
例えばフレッシュフルーツのカクテルでも。
イチゴやメロンなど甘みと香りが豊かなフルーツカクテルを
氷ガチガチに入れて創ったらどうなるでしょ?
そう。折角の「生」を使った意味が無いと思います。
折角の風味が冷た過ぎると半減してしまいます。
ウィスキーソーダやロックもそう。
ロックは冬でしたら殆どステアしません。
グラスと氷とお酒が仲良くなる程度しか。
夏はグラスを持った時、そのグラスの温度を感じ
氷を詰め、ウィスキーを入れてステア。
ソーダUPして、ソーダを湧かせ
ステアは適正温度に合わせる様に。
この時期なら状況にも因りますが2回半くらいかな♪
そのウィスキーやお酒を「生」のまま飲んだ時に
感じたイメージをそのまま素直にカクテルに置き換える。
たとえロックでも。
まあ、お客様のニーズなんで「ちめたぁ~いのが好きッッ!!」
ってお方にはその方のイメージしているモノをお造り致しますよ☆
勿論。
ただ、会話させて頂ける機会があれば今まで書いてきた様な事を
お話しさせて頂くようにしています。
以上が『僕の「お酒と温度」論』でした。
四日間もお付き合いありがとうございました。
こんな事を言いながらも「ブラックニッカ」だけは
冷凍庫に入れてますけどね♪
あ、お客様の好みといえば。。。
先日、初めて見る楽しみ方をされていらっしゃる方が。
「ウィスキーソーダ&チェイサー」
うんうん。
ウィスキーソーダが半分くらいになったらそのグラスに水をIN!!
「僕はいっつもグラスがいっぱいじゃないと嫌やねん!!」
なるほど。色んな楽しみ方がありますね♪
ま、お酒って嗜好品ですもんね☆
#僕の○○論