ラムとバンクのコンビは好きです。
スプリングバンク SPRINGBANK 1996-2016 19yo OB for Pacific Edge Wine & Spirits 55.7%
one of 264 bottles, Fresh Rum Cask
香りは力強く華やか。アプリコットジャム、しっとりとしたピート、オイル、少し磯っぽさや土っぽさ。
飲むと粘性がありそこからジワジワと広がる。アプリコットのコクのある甘味とほどよいタンニン、塩気とピートがある長い余韻。
【Good/Very Good】
2016年にアメリカの"Pacific Edge Wine & Spirits"向けにボトリングされたオフィシャルのスプリングバンク1996、19年熟成。
短期間に開栓され一気に飲むことができたアメリカ向けのオフィシャルボトルのうちのひとつで、ラムカスクです。
フィニッシュではなく終始ラムカスクのようですね。
強めのピートやオイル、塩気など、近年のスプリングバンクらしい個性がしっかりと感じられる一方で、ラムカスクの影響なのかシェリーカスクとは異なる粘性を帯びた濃縮フルーツのニュアンスが強く感じられました。
コクのある甘味と優しいタンニンの渋味、そして塩気というバランスも良好で、スプリングバンクとしては現時点でも完成度の高い1本だと思いました。
#スプリングバンク (SPRINGBANK)