濃厚で甘やかなスプリングバンクでした。
スプリングバンク SPRINGBANK 1995-2016 20yo OB #15/286-11 51%
one of 216 bottles, Fresh Port Cask
香りは甘やかで重い、濃厚なプラムジャム、ビターチョコレート、ハーブリキュール、少し黒糖のかりんとう、奥にこもったモルティ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、プルーンやレーズンのコクのある強い甘味、引き締めるブドウの皮のタンニン、ほどよいウッディネス、力強く長い余韻。
【Good/Very Good】
スプリングバンクのオフィシャルシングルカスク、1995ヴィンテージのポートカスクです。
フィニッシュではなくすべてポートカスク熟成のようです。
非常に重厚で、ジャムやドライフルーツを感じるような濃厚な甘みとコクがありました。
ともするとべたつくような甘味になりそうなところを、ブドウの皮のような渋味とウッディネスが引き締めており、のっぺりした香味になっていないのが好印象でした。
甘く芳醇な香味を堪能できるニューリリースのスプリングバンクでした。
#スプリングバンク (SPRINGBANK)