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ニューリリース:ラフロイグ 1997-2016 BBR “BERRY’S BEST” メゾンドウイスキー60周年記念 52.2%

かっこいいラベルに嫉妬。中身も良かったです。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1997-2016 BBR "BERRY'S BEST" for La Maison du Whisky 60th ANNIVERSARY 52.2%

香りは華やかでフルーティ、グレープフルーツや白ワイン、うっすらパッションフルーツ、心地良い麦感、潮風と淡く海藻のミネラル、ヨードもある強いピート。
飲んでもかなりフルーティ、グレープフルーツやパッションフルーツ、少し粉っぽい凝縮感、果汁のような甘味と良い酸味、塩気もある、ヨードとスモークがしっかりのピート感、炭っぽさは少ない、フルーティでピーティな余韻は長い。

【Good/Very Good】

フランスのウイスキー業界再大手であるメゾンドウイスキーが今年60周年を迎え、ウイスキー以外のお酒も含めてかなりの数のお酒が記念ボトルとしてリリースされました。
ラインナップにはフランスで人気という日本酒の獺祭なんかもあるそうです。

そんな中、BBRの伝説的なラベルを復刻させたボトリングがこのラフロイグです。
いわゆるレトロラベルの復刻とはレベルの違うこのラベル、そのセンスも含めてメゾンの力を見せつけられられました。
かっこいいですし、これはウイスキーフープでやりたかったなぁと嫉妬してしまいました。

中身はリフィルカスク系のフルーティなラフロイグで、グレープフルーツや白ワイン、少しボウモアと共通するようなパッションフルーツのようなトロピカル感もありました。
もちろんらし海藻っぽいミネラル感やヨードの主張もあり、強くピーティでした。

飲んでも香り同様にかなりフルーティで、粉っぽい凝縮したテクスチャーもあります。
ヨードもスモークもあるピートが十分にあり迫力も保っているのですが、私のあまり好まない炭っぽさはあまりありませんでした。

いわゆるボトラー系のフルーティラフロイグでありながら、バイセンテナリーの15年や21年とも共通点の多い香味で、かなり好きでした。

とはいえこのスペックで30000円オーバーはかなり高額と言わざるをえません。オフィシャルのバイセンテナリー15年が2本買えますからね。
まぁラベル代と思えばその価値はあるのかもしれません。
ついつい買ってしまいました。

 

#ラフロイグ (LAPHROAIG)

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