コニャニャチハ~・・・お昼はカレーの猫バー専属バイヤー参段ちゃんです。う~ん・・・中辛
一月は3周年もあったので猫にしてはかなり多めにリリースした月でした・・・欲しい物が続々とリリースされてくるのでゾクゾクします?・・・でもしばらくは大人しくしておかなければ・・・と思わせておいて大人しくしていられませんでした?
モルトをやり出したら止まりませんね~・・・行ける所まで出来るだけ行ってみたいと思います?
という事で今回は猫の分際で生意気にも新生ボトラーの実力を検証してみたいと思います。
今、日本市場で一番注目されていると言っても過言では無いと噂されるドイツのボトラー「ウイスキーエージェンシー」・・・この「ウイスキーエージェンシー」は、今や世界的に有名になった、リンブルグウイスキーフェアーの運営に携わるメンバーが立ち上げた全く新しいブランドであり、今までに築き上げたヨーロッパ中のネットワークを駆使して、スコットランドにある良質の樽を買い上げ、ボトリングをしているという事です。
単なる一過性のボトラーとして活動するのではなく、長期にわたって継続的にリリースをしていくべく、樽を大量に購入し保有していこうという壮大なプロジェクトであり、彼らの狙いはもちろん、良質の樽のみをボトリングしリリースすることで、すべてのサンプルを試し、慎重に樽選びを行っているとの事、また味へのこだわりはもちろんですが、ラベルデザインもプロのグラフィックデザイナーを起用し、今までのドイツのボトラーとは全く違う、斬新で芸術的なラベルに仕上げております。
前回のロッホサイドやフェッターケアンなどはその品質の高さから日本のお客様からも高評価を頂き、巷で話題になっている大注目のボトラーですとの事。
さてさて早速その新ボトリングの”FLOWERS”(花)2種類を仕入れましてご紹介してから検証して参りたいと思います。
写真左より・・・
インチガワー1974(2000円)とクレイゲラキ1984(1500円)です。
ボトルデータは・・・
インチガワー
蒸留 1974
ボトリング 2009
熟成年数 35年
アルコール度数 57・3%
樽 EXバーボンホグスヘッド
アウトターン 195本
クレイゲラキ
蒸留 1984
ボトリング 2009
熟成年数 25年
アルコール度数 53・7%
樽 EXバーボンホグスヘッド
アウトターン 256本
となっております。
このデータをみてわかるのはとりあえずラベルが綺麗です?
いずれの蒸留所もかなりマイナーな感は否めませんが、インチガワー、クレイゲラキ共にUDの花動シリーズ14年、UDレアモルトシリーズが出ていた旧UD傘下の蒸留所で後者は現オフィシャル14年もあったりします。
関西ではあまり馴染みが無いのでは?また実力は未知数だからと思いちょっとビビリながらもリクエストがあったので一足お先に抜栓しました・・・数人のモルト有識者にその実力をお試し頂きましたが・・・昨夜のゲストからはこれは秀逸だとのお褒めのお言葉を頂きました。
インチガワーはそのハウススタイルと言われる個性的な塩辛さとフルーティなフレーバーが見事に調和した納得の逸品。
クレイゲラキは柑橘系のニュアンスと蜂蜜のような甘さが織り成す絶妙のハーモニーが奏でる至極の逸品。
いずれもバーボンホグスヘッドなので原酒の個性が活かせているのではないかと推測します・・・コストパフォーマンスの面から見ても納得の美味さです!
ドイツの新生ボトラー”ウイスキーエージェンシー”が慎重に選んだこれらのモルトは大当たりに美味いという事が猫バー技術研究部モルト班の調べにより確定しました。
これらのボトルは個性的ではっきり言ってビンゴに美味いです・・・やはりドイツのボトラーは信頼が置けます・・・さすがウイスキーフェアの運営に携わっていたメンバーならではの樽選びも良い目利きをしていると思います・・・この美味さを飲んでみてご体感下さい!
#新入荷ボトル