このあたりのヴィンテージとしてはかなり良いものでした。
ボウモア BOWMORE 2002-2014 11yo THE WHISKY AGENCY with THREE RIVERS & THE AULD ALLIANCE 57.8%
one of 322 bottles, Refill Hogshead
香りはオレンジやグレープフルーツなどの柑橘、パッションフルーツ、クリーミー、刺々しさのない良い麦感、強く鋭いピート、飲むとしっかりパッションフルーツなどのトロピカルフルーツや柑橘の甘味と酸味、意外にコクあり、強めのピート、アルコール感もあるがややオイリーで長めの余韻。
【Good/Very Good】
ニューリリースのボウモア2002年,11年熟成。エージェンシーとスリーリバーズ,そしてシンガポールのオールドアライアンスのコラボボトルです。
香りからは多彩なフルーツが感じられ,ボウモアらしいトロピカル要素もあり,ピートもしっかりです。短熟ですが刺々しさを感じなかったのも印象的でした。
飲むと香りよりはっきりとボウモアらしいトロピカル感があり,ピートもしっかり残っています。ある程度の若さは感じますが,紙っぽさや嫌な未熟感はありませんでした。
コクもあり余韻も長めだったのもまた好印象でした。
2000年以降蒸留の短熟ボウモアには,程度の差はあっても紙っぽさや嫌な植物感を感じることが結構多く,このボトルも警戒して飲んだのですが,さすがしっかり選ばれた樽だけあって,私の苦手要素がほとんど感じられない好ましいボウモアでした。
フルーツ感も同様のスペックのものに比べて強めであり,軽さも無く,アイラモルトとしてのピートとフルーツのバランスも良くてとても美味しくいただきました。
#ボウモア (BOWMORE)