オフィシャルとも共通点が多いボトルでした。
グレンギリー GLENGARIOCH 1992-2013 21yo DOUGLAS LAING OLD PARTICULAR #DL9901 51.5%
one of 122 bottles, BOURBON BARREL
バニラ、バナナ、カスタードクリーム、熟したオレンジ、バターで炒めたナッツ、蜂蜜、しっとりと強い麦感、コクのある蜂蜜の甘味、ややスパイシーで甘く長い余韻。
【Good/Very Good】
新体制になったダグラスレインからの新シリーズ、オールドパティキュラーからグレンギリー1992、21年熟成。
このシリーズは48.4%の加水調整なのかとおもいきや、これは51.5%です。恐らく意図をもって加水していると思われますが、OMCの50%を意識している感じもしますね。
さてこのグレンギリーですが、バニラ、オレンジ、カスタード、蜂蜜などまさにバーボンバレル熟成という成分が充実しており、麦感も充実しています。コクのある蜂蜜のような甘味もとても良く、とても美味しいボトルでした。
先日書いたオフィシャルのハンドフィルドやその前に書いたバッチシリーズともかなり良く似たボトルで、あちらもバーボン樽(後者はバレル)の熟成だったと思います。
明らかなピートやパフュームも感じず往年のギリーとは方向性が違いますが、どれも美味しく、90年代以降はこういうものを安定してたくさん作っているんでしょうかね。
#グレンギリー (GLENGARIOCH)