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開栓後かなり変化したタリスカー1974 26年 ダグラスレイン OMC ドイツ向け

1週間程度でちょっとうろたえるほど変化しました。

 

タリスカー TALISKER 1974-2000 26yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask 44.7%
one of 294 bottles

しっかりイチゴ、レモン、少しミネラル感、蜜、乾いた旨そうな麦とピート、潮、飲んでもイチゴ、やや凝縮したニュアンスの柑橘、紅茶、濃い旨味、舌にまとわりつくオイル、濃厚なシロップの甘味、わりとブリニー。

【Very Good】

ダグラスレイン、TACTICAL表記のOMCのタリスカー1974。どうやらドイツ向けのボトリングのようです。
50%以下に度数が下がっており、カスクストレングスでボトリングされています。

ちょっと前にテイスティングした同じTACTICAL表記の1973は良いラフロイグの様な柑橘系フルーツが素晴らしいボトルでしたが、こちらは柑橘よりイチゴでした。なかなかキレのあるピート感と濃い旨味もあり、塩気も効いておりかなり美味しかったです。

実はこのボトル、口開けで飲んだときにはフルーツがあまり強くなくややドライで素朴な感じでしたが、二度目(ボトル終盤)に飲むとイチゴがしっかりでておりかなりフルーティになっていました。同じボトルを2回3回飲むこともしばしばありますが、ここまで変化するものは久しぶりでした。
私は基本的には、開栓直後でもゆっくり時間を掛けてスワリングしながら飲めば本質を見誤るほどズレたテイスティングにはならないと思っているのですが、たまにこういうのと出会うと揺らぎますね。

 

#タリスカー (TALISKER)

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