今回はわりと正統派のモーレンジでした。
グレンモーレンジ GLENMORANGIE EALANTA 1993-2012 19yo OB 46%
華やかな強い発香、バニラ、ココナッツ、オレンジキャンディ、カスタードクリーム、蜂蜜、良い木材のウッディネス、蜂蜜のコクと甘味、良い木の渋み、バランスも良い。
【Good/Very Good】
グレンモーレンジのオフィシャルボトル、新発売のエランタです。
樽材はモーレンジお得意のミズーリ州のアメリカンホワイトオークですが、これはへヴィリーチャーした新樽とのことです。新樽ということは、ジャックダニエルでシーズニングすることなく使用したということでしょう。
新樽で19年にしては、ずいぶん新樽の渋味やエグ味が少ない気がしますが、それもラムズデンマジックなのでしょうか。
ソナルタ、フィナルタ、アーテインなど今までのオフィシャル限定ボトリングは、モーレンジ＋αの要素が結構しっかり感じられ、個人的にはそれがちょっとうるさくも感じるという共通の印象があったのですが、このボトルはスタンダードなモーレンジに近い印象で、基本的には華やかで良いバーボン樽に共通点の多い構成成分ですが、オリジナルやアスターあたりと比べるとやや重厚で重いニュアンスを持っているように感じました。
#グレンモーレンジ (GLENMORANGIE)