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ピートはすべてを救う?:ラフロイグ 2001-2008 7年 メゾンドウイスキー タータン #4653

「ピートはすべてを救う」が最近私の周囲ではちょっとした流行語です。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 2001-2008 7yo LMdW TARTAN #4653 58.4%

香りはニューポッティで若い印象が強い。アルコールの刺激とラフロイグらしいヨードっぽさの強いピートが主張する。
味わうと意外と未熟感やアルコール感が気にならず、グレープフルーツ系の柑橘や甘味とダシっぽい旨みを強く感じる。ヨードと炭っぽいスモークがすべてを包み込んでいる印象。

【Good】

フランスのラ・メゾンドウイスキーの詰めた若いラフロイグ。
最初の香りはかなり若く、飲むのが怖い感じですが、飲んでみると未熟感も強いアルコール感も、すべてピート&スモークにマスクされ、強いアルコールは甘さのように感じられ、アイラモルトらしい旨味もしっかりと感じられます。
そしてこの手のモルトは、不思議なことに一度口に含んでしまうと、その後は香りでも未熟感を感じにくくなるように思います。
さすがメゾンは若くても旨いのを詰めるなぁとも思いましたが、冷静に考えると、他のボトラーの似たようなスペックのボトルも、なんだかんだで飲める味な気がします。

若くて安くても美味しく飲めるボトルって、未熟感をマスクできるような強いシェリー樽かピーティなものが多いと思うのですが、前者はなかなか手に入りません。なので後者に頼ることになりますね。

やはりピートはすべてを救うようです。(笑)

 

#ラフロイグ (LAPHROAIG)

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