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ナラ枯れ被害、山形で深刻化

こんにちは♪「犬神家の一族(2006年版)」をあまりの眠さに最後の10分ほどを残して寝てしまったマスター@BAR HAYAFUNEです。結局、犯人はあいつなのか!?携帯からの編集はどうなるかも心配^^;;

オンライン・ニュースに気になる記事がアップされていたので転記します。(問題ある場合は削除しますのでメールください)

以前にこのキクイムシの写真のアップを紹介したことがあるのですが覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。私の素人考えでは、温暖化が大なり小なり影響を与えて虫の大発生につながっているのではないか、と心配しています。

山や木を所有しているわけではありませんが、そのうち、東北の他地域や、北海道にまで被害が広がると、ミズナラ樽熟成ウィスキーが将来ますます貴重なものになって価格が高騰するのではないか?という小愚市民的発想です。

ミズナラの材で樽を作れるようになる期間や熟成年数を考えると、50年先とかおそらく私が死んだ後の世代の問題になるでしょうね。今のうちに何とかしなければ、とは思うので、家庭や職場で工夫はしているのですが・・・。

写真は9月に撮影した我家のミズナラの苗です。
現在は落葉に向けて緑に茶色が混ざりつつあります。
小さい芽が見えてるので、おそらく暑い夏を乗り切ってくれたのだろうと思います・・・。

【以下本文】

ナラ枯れ被害、山形で深刻化 前年度の4倍11万本超
10月19日9時56分配信 河北新報

 ミズナラやコナラなどナラ類の樹木が集団枯死する「ナラ枯れ」が、山形県内で深刻化している。県と東北森林管理局などの調査で9月末現在、既に前年度の4倍に当たる約11万2000本の被害が確認された。山林のない三川町を除く全34市町村にくまなく分布しており、県は「薬剤を投入する『水際対策』だけでは被害を食い止めきれない」と頭を抱えている。

 ナラ枯れは、病原菌を付着させた甲虫「カシノナガキクイムシ」(体長約5ミリ)が、産卵のため幹に入り込むことで発生。内部で繁殖した菌が通水を妨げ、枯死を招く。県によると、昨年は27市町村で2万8361本の被害が確認された。

 本年度の被害が大幅に増えた原因について、県森林課の担当者は「空梅雨で水分が足りなくなり、樹勢が弱っていた。6、7月の低気圧による強風が、害虫を健全木に運んだ可能性も考えられる」と説明する。

 東北のナラ枯れ被害は1991年、鶴岡市の沿岸部で初めて確認された。当時の被害は約600本。県内でこれまで最も被害が多かったのは2005年度の約4万本だった。県外では2000年に福島県、06年に秋田県、今年9月には大崎市でも被害が見つかっている。

 県は害虫駆除の手だてとして、10年ほど前から被害木への薬剤注入を続けているが、急斜面での作業のため効率が悪く、「害虫の移動するスピードに作業が追いつかない状態」(県森林課)だ。フェロモンで、おとりの木に害虫を誘い込む「おとり木トラップ」法の実用化も11年度以降になるという。

 県森林課の担当者は「山形を経由して被害が他県に広がっている可能性もあり、このまま手をこまねいているわけにはいかない。優先順位をつけて予防策を講じるなど、ナラ枯れ撲滅に向けて市町村と知恵を絞りたい」と話している。

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