お知らせ:8月12日(日)は営業いたします。
・・・見学が終了して部屋へ戻ると、既に3種のウィスキーがセッティングされ、輿水チーフ・ブレンダーもスタン・バイ。テイスティング・シートのデータが目に飛び込んできて(データを見ると予算その他先入観がテイスティングに影響するかもしれない)などと0.005秒思いました(笑)
左端から、山崎1993#3P70265、山崎1993#3P70274、白州1990#0D40177。価格は、115、130、160(単位万円)・・・???
160って!?、最初に輿水さんに伝えた130より30もオーバーしてるやんか!!!
※後刻、白州の本数と価格が間違っていて、20万円の予算オーバーであることが判明しました。
(白州に決まったら、どうやって30万円を捻出しよう?娘のお年玉預金から拝借するか?街金から借りて転落の第一歩か?・・・輿水さんの解説付テイスティングも、動転して耳に入ってこない有様・・・
・・・と、それでも人生は続く・・・まず本命の山崎2種(事前に輿水さんに、バーボン・バレルかホグスヘッドでスモーキーなタイプを、とサンプル供出をお願いしていました)の色と香りを評価すると、左端より真ん中の山崎の方が色も濃く、複雑さが上回ってました。(これは70274に決まりかな~)と思いつつ、右端の白州を・・・
う~ん、予算オーバーはきついけれど、奥行きと複雑さを考慮すると、白州が一番かな?真ん中の山崎と人気が二分するかも?
などと悠長に構えて、会場の皆さんのアンケートを集計すると、ナント!見事に3種にご意見が分かれてしまいました!ガッビーン!!!
しかも、私が、単調で熟成感が無いな、と感じた左端の山崎と白州が同点!、本命だった真ん中の山崎がマイナス1票。
というわけで、同点の山崎と白州のどちらかを選ばないといけないことに・・・
じゃじゃじゃ~んっ!♪
挙手をお願いすると、なんとまた半分に意見が分かれてしまいました!
数秒迷いましたが、私が2票目を白州に入れて、決めさせて頂きましたわけです。
山崎に投票なさった皆さん、ゴメンナサイ!
「もしも、選樽にもめたら、私が世話人の権限で決めさせて頂きます(笑)」などと前から冗談半分で話していたのが、現実になってしまったわけですね。皆さん、言霊には厳に注意しましょう^^;;
あー疲れたでも決まって良かったせっかく多くの方にお集まり頂いたのに、決まらない、という事態だけは、可能性はありましたが、避けたいところでしたので・・・。
その後、売約済みのミズナラ1982と売約済みではないスパニッシュ・オークのシェリー・バット1984を特別に試飲させて頂きました。また皆さん、山崎12年をお好みの飲み方でお楽しみでした。有料試飲カウンターへ移動して、さらに試飲を重ねた方々もいらっしゃったようです。
・・・ご参加いただいた皆さん、有難うございました。また、輿水チーフ・ブレンダー、山崎のスタッフの皆さん、オーナーズカスク事務局の皆さんにもお礼申し上げます。
2週間ほどでラベル・デザインが決定し、11月中にはボトリング、遅くても年内には配布できると思いますので、どうかお楽しみに!
ウィスキーの詳細はこちらの記事をご覧ください。
※8月6日(月)から18日(土)まで休みなしで営業いたします!
#スコッチ文化研究所 奈良支部