SMWSソサエティカスク 116.9
マデイラからカリブへ
この日本の北の蒸留所は石炭式蒸留器を使い続けている。
リフィルホギーの影響でつくられたこの一品はジンジャーゴールドをしている。
黒砂糖、糖蜜、ラム、オレンジ、プラム、パラフィン紙に包まれたトフィの香りとともに、
カリブの貿易風やオイルを塗って日焼けした体を想起させる。薄められると、
フンシャルの市場のようなエキゾチックな花の香りとともにバニラ、大麦糖、アンゼリカや
パパイヤの砂糖漬けに変わる。塩辛さとピートスモークの味わいで、
バニラとオレンジピールの興奮作用で見事にバランスが取れている。
加水により、甘くなると同時にピートドラゴンが飛び出してくる。
これはフルーティで甘みがあります。
SMWSソサエティカスクは、いいものばかりです。
#余市