ちょこっと前に,Glenfarclas の Family Casks を飲み比べる機会がありました.ビンテージは1962と1963です.
こういう機会でもないと飲めそうにない逸品.
ボトルを提供頂いたのは、多くのウィスキーを購入されていらっしゃる方のご厚意によるもの。こんな会に声をかけて頂きましてどうもありがとうございます.
1963は、 ボトリングが2007年2月27日、アルコール度数 56.7%。こちらは、シェリーバット。 アウトターンは420本。
1962は、ボトリングが06年11月28日、アルコール度数54.8%、アウトターン166本。こちらはホグスヘッド。
62は開栓して日が過ぎてることもあり、最初から抜群の香り。
63の方はこの日に開栓したこともあるのか、最初は少々アルコールが立ってる感じでした。
前評判では62が際立っていいのではとの事で、63を注いだ当初はそういう感じでした。
しかしながら63も、暫く置いておいたり、多少加水して、開いてくると、こちらもすごく良くなってきました。
実際には甲乙つけがたい状態。個人的には、香りは62、ボディは63ですかねぇ。
この日は、OMCのグレンファークラスも飲ませて頂きましたが、これまで凄く美味しいと思うこのウィスキーを軽く感じてしまいました。
それほどFamly Casks の二本は濃厚な味でした。
シェリーの長熟はともすれば、”やりすぎ感“があって残念に思うこともあるのですが、この二本はしっかりとしていながら程よい感じだったのです。
それにしても、いい経験をさせて頂きました。
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