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酒精度57%−59%

以前に余市蒸溜所でのモルト原酒のアルコール度数の表示で,同じ樽番なのに度数表示が違うというのを記事にしたことがあったように思います.
アルコール度数は,飲み手としては気になりますよね.商品のロット違いや,新旧を区分するときの参考にしたりすることがあると思います.

少し前に,とあるバーで未貯蔵モノを数種飲ませて頂いたりしながら,マスターと美味しくない酒の話などをして談笑していた日のことでした.
アルコール度数表示で幅があるボトルを初めてマスターに見せて頂き,飲んでも無いのに写真だけ撮らせて頂きました.
ウィスキーではありません.

その酒は台湾の金門高梁酒なのですが,アルコール度数表示が 酒精度57%−59%.
えっ・・・・・幅が2%.そんなにばらつきがあるのでしょうか.
まぁ,測定値である以上測定値のばらつきもあるでしょうし,製品の仕様として一定範囲の公差はあるのはわかりますが.公差2%って結構広すぎるような.まぁ,あるいみ正直なのでしょうか.

このボトル,容量も誤差の表記が有ります.600±10ml.
こちらも,恐らく正確な表記なのでしょうが,やはり±10mlは公差として大きいように思います.

ところで,一般に売られている例えば国産のウィスキーの表示の公差範囲はどの程度なのか気になったので,酒税法の条文を読んでみたのですが,そちらにはその記載がないですね.
他の法令に記載されているのでしょうか.それとも,公差に関する規定は無いのですかねぇ.
ちなみに,この酒はマスターの,あまりお奨めできないという言葉に従って,その日は飲んでません.

PS.インターネットのサイトを検索して調べてみると,金門高梁酒は58度のモノが普通に出回ってるみいいですね.

#飲み歩き

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