先週の白州旅行の2日目です.(これまでの記事は,ここ,ここ,ここをご参照ください).
この日は,北杜市にある七賢の蔵本の山梨銘醸さんを訪問しました.歴史の長い酒蔵で明治天皇ご一行も立ち寄られたのだとか.
日本酒の酒蔵も独特の雰囲気があっていいですね.綺麗な生け花が飾ってあったり,雛飾りがあったりなど,日本的な風情を感じます.
今年の仕込みはもう終わりかけの時期だったようですが,訪れた日の仕込みの様子を見せていただけました.
仕込み水は,甲斐駒ヶ岳の伏流水を構内の井戸からくみ上げてるようですが説明を聞く限りでは,前日に訪れた白州蒸溜所と同様のものだと思われます.この水は帰る前に汲んでバスの中でも飲みました.ホントに飲みやすい水です.また,隣の直営レストランの水はこの「七賢の仕込み水」でした.
続いては、酒蔵に移動し,製造工程の説明を受けます.酒蔵に一歩足を踏み入れたときからホントに酒のいいにおいがしています.
精米の話,麹の話,仕込みの段数(3段仕込みとか4段仕込みとか)の話などを丁寧に説明していただけました.さて,この日は我々の一行は朝ご飯の納豆を食べずに来たのですが(私は納豆が苦手なので,酒蔵訪問に無関係に元々食べませんが・・・),それでも麹室の見学はさせていただけませんでした.杜氏の方は仕込みの時期は納豆を食べないんだそうです.
ちょうど,麹を発酵させて絞る工程をちょうど訪れたときにやっておられました.
製造工程の見学の後は、,明治天皇が一夜の御所としてお泊まりになった行在所を見学させて頂きました.文化財としての指定を受けてるとのこと,さすがに格式を感じます.
見学が終われば,試飲コーナーで試飲.なんと,試飲の値段の安いのに驚かされます.1杯30円とかそんな値段です.3年古酒の様なものでも数十円といった値段でした.こんなに安いと,つぎつぎ飲んでヤバイです(笑).
そのご,隣の直営レストランで食事を.この蔵の酒をデキャンタで4種類ほど注文し飲み比べました.いろんなタイプの酒がありましたが,純米大吟醸古酒の「美吟微吟」や純米酒の「酵母のほほえみ」が良かったですね.結局「酵母のほほえみ」の720ml瓶を買って帰ることに.やっぱり日本酒もいいものですね♪
この後は,酒蔵から大阪に向けて帰路に就きました.
さて,以前に企画したアクセスカウンタ11111でプレゼント企画で当選者が出なかったため,今回の白州旅行でウスケバ読者の皆様にお土産を買ってきました.
サントリー白州蒸溜所の10年原酒の小さなボトルを買ってきています.Bar.come、MainBar、Whiskycat1494の3軒のバーににそれぞれ1本づつ置いておきます.各店のマスターにはご了解頂いてますので皆さんバーに出向いた際にお召し上がり下さい.
と言っても,量が少ないのですぐになくなりそうですが.
#蒸留所見学