ウィスキーエクスチェンジが入荷してると思ってバーに寄ってみたのですが，納入予定が遅れていて未入荷とのこと。
ふと，棚を見るとなにやら目立つ箱が。ニッカウヰィスキーの７０周年記念セレクションでした。
余市１２年，宮城峡１２年，カフェグレン１２年，マスターズブレンド１２年のセット。
どのボトルも未開封だったので，片っ端から開けました。
カフェグレンは，その特徴が出ていて美味しいのですが，ついつい蒸溜所で買ってきたカフェグレンの原酒１２年と比べてしまいます。あれと比べると後味や甘みはもう一つという感じでした。まぁ，あんなのと比べなきゃぁいいのですが・・・・・
宮城峡もらしさが出ていてイイですね。最近お気に入りの，宮城峡の５年原酒のようなリンゴのような果実香の後味はあまりありませんが，香りが良くて，後味も熟成感を感じられました。
余市１２年は説明書を読んで，原酒のPeaty & Saltyのような味に違いないと思って飲んでみたのですが，意外とそうではなかったです。結構飲みやすくなっていて，５８％というアルコール度数を関させない飲み口でした。とはいうものの，マスターによると，これを飲んだあとで普通の余市１２年を飲むと，水っぽく感じるということです。
さて，私がこの４本の中で一番美味しいと思ったのは，マスターズブレンド１２年です。
香りも味も良くできてました。この４本の中ではダントツの出来だと感じました。
長熟のモルト原酒を使ってるんじゃないかと思わせる味です。
すごく気に入ったので，「この１本を買おうとしたらあと３本が抱き合わせ販売でついてきたという感じですねぇ」と少々他の３本には失礼な感想を述べたら，マスターも苦笑いでした。
私の予想では，このブレンドが一番先に売り切れると思うのですが，果たしてどうなるんでしょうか。
#芦屋