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盲亀の浮木

昨日は、半年以上ぶりで素面の状態で長堀橋の副団長のお店にお邪魔したkovayahnです(8月にお邪魔した際は既に酩酊状態で、入った記憶はあるけど店を出た記憶がありません^^;)。

時間の関係もあってか、私のほかにお客様はおられませんでした。
私がお邪魔してしばらくしたとき、扉の開いて一人の女性が入ってこられました。
その方は席のほうには来られず入り口付近で佇んでおられたのですが、顔を見た副団長様がカウンターから出て話しかけられました。

「中に入っていかれます?」
「今日はやめとく。外で○○さんが待ってるから」

そのあと一言二言話をされ、その方は出て行かれました。

その間私は、ジロジロ見るのも失礼かと思って、入り口に背を向けて一人カウンターでグラスを傾けておりました。
副団長様がカウンター内に戻って一言。

「今の家内です。本邦初公開ですが」

うそ~~~!!!\◎o◎/
振り返って顔見とけばよかった~~~!!!

近畿北部という距離の問題と経済的な問題のため、私が副団長のお店を訪れるのは年に数回くらいです。
しかも、副団長の奥方様がお店に来られたのはこれが初めてとのこと。
まさに盲亀の浮木ともいうべき千載一遇のチャンスを、私は逸してしまったのでしたーー;

事件発生時にいただいていたのはこのボトル。



BENRIACH 1975-2010 34yo
The Whisky Agency 向け

色はかなり濃い褐色で、パッと見はシェリー樽熟成みたいですがバーボン樽熟成とのこと(その割りに348本のボトリングは多い!?)。
樽の風味とフルーツ感が絶妙のバランスで、後口は私の好きな紅茶系。
やっぱし美味しいな~というのを実感いたしました^^

ところで、なぜ奥方様に敬語で話されていたのかと副団長様にお尋ねしたところ、「仕事とプライベートは分けているから」とのことで、私がその場にいなければ、普通に話をされたとのことでした。
そのときはそれでなるほどと思ったのですが、よくよく考えてみると、奥方様がお店に来られたのが初めてであれば、これまでに同様のケースはなかったのではないのかと。
ということは、副団長様は普段から奥方様に対してあのような口調(お客に接するようなかなり丁寧な敬語)で話をされているのではないか?という疑問がムクムクと頭をもたげてまいりました。

その辺のところは副団長様、いかがなものでしょうか?

(お顔は拝見しておりませんが、なかなか上品で美しい声の持ち主であったことを付け加えておきます^^;)

#ウイスキー

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