先日ブログで取り上げた、先日亡くなられた谷啓さんをはじめクレージーキャッツのメンバーが出演していた映画「ニッポン無責任時代」、家捜ししてなんとかビデオを発掘いたしました
記憶の通り、冒頭のシーンで谷啓さんと犬塚弘さんが自社（太平洋酒）のウイスキーを注文されますが、残念ながらそのボトルは画面には出てきませんでした。
その代わり、その前に植木等さんが一人で飲んでいるシーンで、見覚えのあるボトルが画面に登場します。
四角いボトルに斜め貼りの黒いラベル、これはまぎれもなく「ジョニ黒」です
この映画が公開されたのは1962年。
この当時のジョニ黒らしく、バーテンさんがスクリューではなくコルクキャップを開けるシーンも出てきます
1960年代のジョニ黒は、今のものとは比べ物にならないくらい美味い！という話を良く聞きます。
植木等さんはお酒が呑めなかったらしいのですが、植木さん演ずるところの平均（たいら・ひとし）さんはこれを10杯も飲まれたそうです（しかも支払いは谷さんと犬塚さんになすりつけて先に店を出てしまった！）。
10杯とは言わないまでも、1杯で良いので私も飲んでみたいです（できれば平均さんのように人のお金で＾＾；）
ところで、この映画に登場する「太平洋酒」という会社ですが、国内の洋酒メーカーであり、作中で「ビールに進出するためにホップを買い付ける」というエピソードが出てきます。
時期も見事に重なるので、やっぱりモデルはあの会社なんでしょうね
#ウイスキー