MENU

グレンフィディック セミナー

★ Glenfiddich Rich Oak Tasting Seminar at The Ritz Carlton Tokyo

10月4日、グレンフィディックのリッチオーク発売記念
のテイスティングセミナーに行ってきました。

場所は東京ミッドタウンのリッツカールトン。

グレンフィディックが日本でセミナーをやるのは8年
ぶりだとか。

着席するとすでにグラスに7種類のウイスキー
が並んでいました。

1 Glenfiddich 12y 40%
2 Glenfiddich 15y 40%
3 Glenfiddich 14y Base Whisky 61.2%?
4 Glenfiddich 14y New American Oak Finish 57-8%?
5 Glenfiddich 14y New Europian Oak Finish 57-8%?
6 Glenfiddich 14y Rich Oak 40%
7 Ian's Special

3,4,5はカスクストレングスで、貴重なサンプル。
美味しかったのは言うまでもありません。
度数は覚えてる範囲で適当です。

6は新発売のリッチオークを先駆けて試飲。

7はマスターディスティラー兼グローバル
グランドアンバサダーのイアン・ミラー氏
が持ってきてくれたスペシャルウイスキー。

見るからに濃いコハク色。長古酒なのか、
美味いシェリーカスク原酒なのか・・。
古いバルヴェニー?はたまたシェリー樽
熟成のキニンヴィ?
ワクワクしてきました。

イアン・ミラー氏のわかりやすい丁寧な説明。
リドリースコットが製作したという10分の
DVDやら、製造工程などをヴァーチャル体験
できる映像など、有意義なセミナーとなりました。

グレンフィディックリッチオークは、14年熟成させた
原酒をアメリカンオークの新樽とヨーロピアンオーク
の新樽で、後熟してヴァッティングされた製品で、
ヨーロピアンオーク(シェリー)の新樽での後熟は
業界初だとか。

飲み口は、スィートでスパイシー。バニラや熟した
フルーツ、心地よく主張性のあるウッディさなどを
感じ、数滴の加水でさらに甘い香りを解き放ちます。

4000円くらいの値段を考えたらよく出来て
いるんじゃないかと思いました。

最後はお待ちかねのイアンズスペシャル。
香りを嗅ぐ前に答えを言われてしまいました(汗)。

中身は、以下のウイスキーでした。

★ Glenfiddich 24y Sherry 54.8%

Cask: 1st Fill Sherry
Vintage: Unknown
Aged: 24 years old
Strength: 54.8%

Color:
オレンジがかった濃い琥珀色

Aroma:
ビッグ、まろやか、完璧に抑制されたシェリーの特徴、ビタースィート、アルコールの奥にミルクチョコレートとオレンジの皮、

Taste: 
粘性のあるシロップのようなリッチな甘さ、タンニン、シェリーのアタック、ラム酒漬けのオレンジとチョコレートケーキ、心地よい酸味を伴うスパイシーな特徴、複雑、上品なヨーロッパのマダム。

Comment:
スペシャルというだけあってとても美味しいウイスキーでした。ファーストフィルですが、エグミも渋みもほとんどなく、リッチな気分にさせてくれる上質なウイスキーです。

あっという間の一時間半。とても有意義な
時間を過ごせました。

サントリーさん、良い勉強になりました。
ありがとうございました。

#Event

この記事を書いた人