またもや、展覧会の紹介です。
「ロシア皇帝の至宝展」
国立国際美術館で開催中です。
会期は9月17日まで。
この展覧会は、広告で損をしてると思うんですよね〜・・・。
“秘宝公開”を全面に出したポスターなので、ちと品がない・・・(失礼)。
なので食指が動かなかったのですが、隣の大阪市立科学館のプラネタリウムに入り損ねたので行ってきました。
展示物はまさに豪華の局地。
丁寧に細工された金銀宝石・・・豪奢な織物・・・。
過剰なまでの装飾が施された品々に、ロシア皇帝の権威を感じました。
で、何を損してると感じたかというと、展示の構成がしっかりしているんですよ。
ロシアの政治の中心であるクレムリンという存在の歴史、文化を紹介するという軸がしっかりあるから、単なるお宝公開ではなく、面白い。
あまりの豪華さに圧倒されて、途中からは早足で観てしまいましたが。
(そんなにキラキラせんでもよかろう…と。)
図録を買ったので、今度は予備知識を仕入れた上で、もう一度行こうと思っています。
#文化芸術方面