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聴かずに死ねるか音盤♪

エイモス来日記念、もう1枚です。

こんな未発表音源がCD化されていたとは知らず、ショップに並んでいるのを見た時、即買いした音盤がコレです。


<Paul Butterfield”s Better Days / Live at Winterland Ballroom>
1973年2月23日のライヴ(1999年発売)

「活力屋」の大将もこのアルバムが愛聴盤のようです。

大将から聞いた話:
ある日、このライヴ盤をはじめて聴いたお客さんが、ポツリと言ったそうです。

「今まで、オールマンのフィルモア・ライヴが最高やと思てたが、これはそれ以上やな!」

このアルバムは、ビル・グレアムのアナウンスの後、ポールのハープでスタジオ・アルバムにも収録されていない「Countryside」と言う曲でスタートします。
スタートから、エイモスの何とも言えないギター・リフに、引きずり込まれます。

名曲「Small Town Talk」や「New Walkin” Blues」も演奏しています。

パーシー・メイフィールドの「Please Send Me Someone To Love」では、ジェフの熱唱、エイモスの星屑ギターが見事に再現されています。

そして、圧巻なのが、私のブログ・タイトルでもあるボビー・チャールズの「He”s Got All The Whiskey」です。

ポールのブルース・ハープ・ソロは鬼気迫るようなものがあります。

これ程個性の強い面々が主張しあう事もなく見事にまとまったのは、やはりポールの力が大きかったのでしょう。

よくこのバンドのライヴ音源が残っていたなあ~と今でも思う号泣盤です。

彼らが残した音楽は、私にとっては極上のブレンデッド・ウイスキーbottleのようなものです。

アルバムのスペシャル・コメントはジェフ・マルダーが、ライナー・ノーツは、ピーター・バラカンさんが書かれています。

残念なのは、この音盤は日本のみの発売という点です。

本国アメリカでは、彼らの音楽はもはや忘れ去られたものなのでしょうか....

muscle

#音盤

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