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“スーパーノヴァ”とか・・・ありますぜ!ダンナ!

“ボジョレー・ヌーヴォ”の解禁騒ぎもなかなか飛び火してこないaround hereです。
毎年張り切って仕入れますが、結局春先にはmy bodyに入っていきます。 誰かオーダーしてくだされ!

先日、転勤で今年豊後大野市に来たシングルモルト好きのAサン(仮名)がアイラモルトを飲みながら一言「マスター、アードベッグの“スーパーノヴァ”とかここには無いよねぇ!?」と半ば諦め口調で・・・
ちょっ、ちょっと待った!何でそんなに諦め口調なんですか?(まぁ気持ちはわかります)
確かに販売されてきた全てのシングルモルトを揃えている訳でもないし、無いボトルの方が天文学的数字的に多いわけですが、オーダーされたボトルが全く無いわけでもありません。
“スーパーノヴァ”、ありますよ! そんな、感動されても複雑な気持ちですが・・・

“アードベッグ スーパーノヴァ”
“アードベッグ スーパーノヴァ”は2009年4月8日より数量限定で発売された、アードベッグのラインアップ史上最もピーティーなシングルモルトです。
個性的なアイラモルトの中でも最もピーティーでスモーキー、かつ複雑なシングルモルトとして人気のアードベッグですが、このアードベッグがさらにスモーキーで、ソルティな味わいのモルトに挑戦し、“スーパーノヴァ”を造りだしました。100ppmを超える驚異的なフェノール値は、そのピーティーさでよく知られている「アードベッグ10年」よりもさらに40%以上高いものです。

ARDBEG SUPERNOVA 58.9%

フェノール値とは
ウイスキーの製造段階で麦芽を乾燥させる際に使用するピートの煙によるスモーキーな特長をフェノールのppmで測定しています。原材料である麦芽を乾燥させる際に使われていたピート(泥炭)も今では乾燥というよりもフレーバーを付けるために焚かれることが多いようです。
アイラ島の他の蒸留所の平均的なフェノール値は
ブルイックラディ蒸留所:2~5ppm
カリラ蒸留所:35ppm
ボウモア蒸留所:18~20ppm
ラガヴーリン蒸留所:35~40ppm
ラフロイグ蒸留所:50~60ppm
アードベッグ蒸留所55~65ppm
ブナハーブン蒸留所:9割はノンピートですが、残りは35~38ppm
キルホーマン蒸留所:30ppmと50ppm

#酒

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