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明けましておめでとうございます。
留まるところを知らない怒涛のリリースは、一時期のダグラスレインやダンカンテイラーを思わせる、The Whisky Agency。
WhiskyFair名義のボトリングと一貫して、パヒュームが前面にあったり、ゴムや激しい火薬などを感じさせるリリースが見当たらず、購入者にハズレを引かせない、一定の信頼感を勝ち得ていると思います。
ボトラー毎の個性というべきか、ボトリングの特徴を敢えてイメージするならば、輪郭がとてもハッキリしている、レンズのピントを合わせたようなクリアさがThe Whisky Agencyの持ち味だと思えてきました。
エグ味のようなものがなく、あってもほうじ茶系の渋みで、どこか抽出されたような感覚もあり、熟成年数の長さを感じさせないというか。。。
高密度のフィルターでも使っているのか、温度変化が少ないボトリング工程なのかなと勝手な推測。オリのようなものが沈んでいるボトルに出会ったことがありません。
こうThe Whisky Agencyのリリースが続くと、もっと荒々しく土臭いボトルが飲みたくなるのが不思議ですが(そう考えるとエージェンシーはセスタンテかイントレかと言うなら後者ですね。)、今年に入ってトファースとアラヒが特に印象的で、まだ陽の目を見ていない蒸溜所を、パーフェクトドラムと銘打ってリリースし、人気も実績もありながら、樽の入手に値段の張ったものをプライベートストックとして出していくのかなという、何となく方向性も見えてきました。
おそらく、パーフェクトドラムとプライベートストックには、ブラインドテイスティングだとすると内容の優劣はないのでしょう。
あぁ そう言えばまだウエスタンハイランドをアップしてなかったです。。。
近々しっかり書こうと思います。
最近、響を飲んでウイスキーにはまったという方が2人、同じ日に自分がBARで飲んでいると連続していらっしゃってとても印象に残りました。
確かにいいですよね~
モルトウイスキーコンパニオンが発売に。
直近OBは全て網羅されていると言っていい内容で、MJ亡き後のリリースでありながら期待以上の出来。必携の1冊でしょう。
USUKEBAのテイスティングカテゴリと合わせて読んでみるのもまた有意義かもしれないです。