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【速】Clynelish 1990/1998 59% Sam

  


【速】クライネリッシュ Clynelish 1990/1998 (59%, Samaroli ,
C#1015/1016, 443/492 Bts.)


【ファースト】:薄い琥珀 甘いシロップがかかった草 瑞々しい 煙 やや乳酸 

【ミドル】:ボディは輪郭がしっかりしている 焦げた麦 ピーナッツ ピーナッツの皮 植物感 青りんごの酸味 

【フィニッシュ】:鼻抜け優先 やはりしっかりとした煙感 乳酸感 キャラメル チョコレート お茶の渋味 

今回のウイスキーワールドで土屋守氏が、サマローリ氏に会いに行った記事が掲載されています。

御健在かつお仕事を続けられていた事自体に敬意を表さなければならないのですが、今現在自らの後進を育成されているであろうことが読み取れました。

その仕事現場の中で、驚きをもって感じられたのはグラス。正しくチューリップといえばいいのか、底の部分に対象酒を置く部分があり、上面に向けて大きく広がり、決して口元で窄まることなく自然に広がり続けているデザイン。

本ボトルにも記載されていますがサマローリ氏といえば「Bouquet」。いかに香り高く、複雑であり、気品高いか。そこにメジャーな蒸溜所であるかそうでないかは問わないと。

とはいえ蒸溜所が自身のモルティングを中止し、モニタリング技術の発達により、樽詰め前において均一の品質が担保されるようになった近年。。。

何をもって理想的なウイスキーとするのか?

非常に悩ましい状態の中、推移を見守っておられることでしょう。

本ボトルにもカウダーラベルにも、サマローリ氏自身の絵画がありません。

サインもずいぶん変わってしまいました。

ぜひ後進を期待される若い彼に頑張ってもらって、サマローリ氏にはもう一度自らの絵がデザインされたブーケットシリーズをリリースしていただきたいと、日本の一ウイスキーファンからもお願い申し上げます。

#クライネリッシュ

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