【速】オルトモア Aultmore 1974/1988 (50%, Duthie
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【ファースト】:やや薄い琥珀 枯れた草 マスカット(+) 和菓子の甘み アルコール感鋭い 繊細な印象 透明感が素晴らしい
【ミドル】:ボディはしっかり厚みがあり、時間とともに舌に染み込む印象 マスカット 酸味は果実的 麦感はやや焦げている 透明感のある砂糖の結晶 ナッツ シリアル 木材
【フィニッシュ】:返り優先(+) 青いメロン(+) 甘さひかえめのパイナップル バナナ マスカットの酸味と渋み しっかり白胡椒
とても繊細かつ優しい印象の黒赤OBラベルも良いのですが、サマローリ20周年記念の本ボトルも、これがまた素晴らしい。。。
最近は高度数・高濃度・シングルカスクが人気ですが、モルトウイスキーのもうひとつの楽しみが繊細さ、透明感にあると思います。
オルトモアの創業者アレキサンダー・エドワード氏は、当時クレイゲラヒ、ベンリネスのオーナーでもありました。
どうりで納得がいきます。
マスカットのような酸味と渋みはフィノシェリーのような印象。甘みは日本の砂糖菓子を思い起こさせます。
現在はヴァカルディ社傘下のジョンデュワー&サンズが運営。デュワーズ、ジョニーウォーカー、VAT69と名ブレンデッドの原酒。
同じスペイサイドにありながら、クレイゲラヒはホワイトホースの原酒ですから、さながらスペイサイドの女王対決と言ってもいいでしょう。
共にガラスの繊細さと透明感を持ち合わせた至極のクオリティを誇ります。
参考:
#オルトモア