【速】ボウモア Bowmore 1969/1978 (58%, OB for the 20th
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【ファースト】:チョコレート(++) パイナップル(+++) グレープフルーツ(++) アルコール感しっかり(+++) バナナケーキ(++) ピスタチオ ピーナッツ
【ミドル】:ボディはしっかりしたエッジ やや硫黄のヒント(+) 甘納豆 乾いた木材
【フィニッシュ】:鼻抜け抜群 しょうが 唐辛子 辛くて甘い 甘みは鋭さと透明感、エッジが立っている(++)
やはりというべきか、1969-1978という短期熟成と、1969蒸溜年から類推されるイメージ通り、南国感はややパイナップル~グレープフルーツという酸味を帯びた印象(1993キャンベルボウモアには最も印象が近いです)。
赤みを帯びた桃のようなフレーバー、マンゴーという感じではありません。 しかしながら58%という高度数、透明感と輪郭のはっきりしたシロップ状の甘みには卒倒します。
今となってはボウモアの南国感は極めて個性的で、その優先順位をなにより上位に持ってきてしまうのですが、当時としては「南国感はあって当たり前、さらに付加価値は何か?」という目線で樽選定が行われたのではないかと感じます。
**C#6635のカスクナンバーも存在。
間違いなくボウモア頂点の1本でしょう。素晴らしいです。
。。。。。とここ1年で名だたるボトルを立て続けに飲んできたわけですが、
1956/1964 1957 1964 1966 1968 1969 1972 ・・・・・ 1982 1993。。。。。
自分自身ウイスキーにここまでハマるきっかけになった、1966ヴィンテージが1番好みだなと。率直に再確認出来ました。
なんでこんなに美味しいウイスキーができたんでしょうか。ぜひもう一度この味を当たり前のように飲める時代がやって来てほしいものです;
#ボウモア