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【理想のBARとは? それは可能か? 番外編②】その後②

  GA

ぜひぜひ今後もお気軽にコメントを寄せて下さい!

私も今回の件はとても大事な問題だと認識しています。

軽井沢・余市・山崎・響・竹鶴が世界大会で最高賞を獲得するこの時代に当の日本人は受賞ボトル(軽井沢は海外向け)を知らなかったり、知っても気軽に飲めない。

一方ウイスキー文化はむしろ居酒屋のハイボールから広めていこうという草の根運動になり、BARでもハイボールのオーダー。モルトラリーもハイボールでクリアOK。。。

この状況と言うのは、以前書かせていただいたことがあるのですが、飲むものは何でも良くて、アルコールが入って楽しくなるということを目的とした飲み方ではないのかなと錯覚してしまうことがあるのです。気軽な普及形態も本当に大事だとは思うのですが、それだけでは足りない。なにかもっともっとウイスキーそのものを楽しんだり、感動していく方向性も同時進行させないとというのが、率直な気持ちです。このあたりのことをモルト侍さまもお感じになり実践されていこうと考えておられるかもしれません。

ではなぜ飲み手の私がもっとウイスキーを普及させたいのか。それは共感できれば自分自身の意識や記憶をよりよい方向に昇華できるからです。セッティングがよくなってより感動を深められると。

そこで、私は侍さまにこう申し上げました。 どんなウイスキーでも提供者自身が心から飲みたいものでなければ、飲み手に感動も共感も与えることは出来ないでしょうと。私はウイスキーを教育することは困難で、共感することでしか普及できないと考えるからです。飲みたくないものでは感動できないでしょうから。

それがたまたま直近キンクレイス企画があったために、キンクレイスを買わないモルトバーはダメみたいなベクトルが働いてしまったのかもしれません。いやいやキンクレイスが気軽にBARで飲めるとおもったならば私は企画の立案はしなかったと思います

やはり私は自分が心からいいと思った物事しか、書く気持ちにも公開する気持ちにもなれないかなと。。。正直思ってもいないことを文章にするというのは無理なんです。(様々ご意見をいただいているのですが。。。;;)

できれば広く日本全国で、せめてニューリリースについては共感したり感動を共有したり。他の飲み手の方からもテイスティングコメントを寄せていただく中で、良いものは良いと注目を集めていきたいですね。それが一番楽しいんじゃないかと思っています。なにより私は「一番」の軽井沢1972、山崎1982を見事にのみっぱぐれていました。情報が共有できればそのあたりのことも減るのかなと。そういう自己都合もあります。

何度考えてもウチの記事が「モルト入門者を邪魔にしているような印象」を与えているというのはわからなかったです。思いっきり飲み手主義。究極の飲み手目線だと捕らえていただきたいです。このあたりは最後まで侍さまの質問がなぜ出てきたのか理解できませんでした。

邪魔になっているのであればその部分を訂正しないと記事のUPはできないなと思っていました。ですが、よく理解できないままではありますが、そろそろ通常記事も並行して上げさせてもらおうと思います。(当該記事にはぜひ今後もコメントをお寄せ下さい)

こうした討論といいますかディベートは楽しいですね。頭をすごく使いました。

本日はSMWSのクリスマス会@汐留に参加いたします!

 

#理想のBAR

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