今日はウイスク・イーさんのご厚意で、「アラン会議」へ出席させていただきました。
CEOのDavid Crollさん
ソサエティ・スペシャリストの元木陽一さん
シニア セールスエグゼクティブの片平麻紀人さん
と発起人を務めてくれたカスクオーナーでもあるNさん、そして我々飲み手3名が一緒に15周年を迎えるアランの更なる普及のためには?という観点で夜遅くまで意見交換をさせていただきました。
そしてニューポットからこれまでリリースされたボトルを一気に比較テイスティング。写真を全部撮りきれないぐらいたくさんのボトルと出会うことが出来ました。
なによりウイスク・イーさんの方々が、真摯にウイスキーを捉えていらっしゃることが伝わりました。
1日に2樽しか作れないほど蒸留過程にこだわりを施して出来たモルトをぜひ日本で楽しんでもらいたいと。
私からはアランの基本的ボトリング(バーボン・シェリー樽熟成)の秀逸性が日本においては伝わりきらないまま、フィニッシュボトルのリリースに出会ってしまっている状況にあると、ハウススタイルへの理解と造詣を深められるリリースと広報をぜひ優先的にお願いしたいという意見をお話しました。
すでにスウェーデンでは国内1位の販売量を誇っているなど、海外においての評価は高まる一方のようですし、それも時間の問題だとは思います。
ぜひ今回新しくなったアランのスタンダードボトルともいえる10年物を試してみてください。海外での人気がうなづける想像以上の味に仕上がっていると思います。
そしてこれまでも少数ですがリリースのあった、アランのシェリー樽は元から持つ切れ上がりの良さとスパイシーさが相乗効果を生み出して、今後熟成年数を重ねて円熟味を増すとこれはすごいことになるなと感じました(5年物でもファーストとフィニッシュについてはかなりのハイレベルです)
ここまで愛情を注がれているアランも幸せだなと。なにしろ未来がある、未来において真価を発揮するモルトですからね。大事に育ってほしいものです。
楽しい時間を本当にありがとうございました! またぜひ気軽にお声がけください!
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#アラン