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理想のBARとは? それは可能か? 第3回



 

過去ログ

 

最近またバーテンダーさんからメールをいただくことが増えました。やっぱりモルトを愛するバーテンダーさんは素晴らしいですね。

 

とても前向きな方ばかりです。

 

 

私は飲み手ですから勝手なことばかり申し上げているのですが、どういったものをお客さんが喜ぶのか、ラインナップをどうしていけばいいかという問題には、とにかくボトルを回転させることに主眼を置いて、リピートしてもらったほうがいいのではないかと意見させていただいています。

 

回転するということは、皆さんがあまり飲む機会がなくて、なおかつそこのバーテンダーさんが美味しいと思ったものでなくてはなりません。そして回転すればリピートしたお客さんは新しいものに出会えて、なおかついい状態で(丸くならないで)飲めるわけですから。

 

これがやっぱり理想形です。実態として飲めないボトルはストレスにしかなりません。

 

 

それに開けたてのころの価格と、出なくなってきてからの価格に差があることも、本来は避けなくてはいけないと思います。

 

やっぱりそこはバーテンダーさん。これはうまいと思えば回転する妥当な価格で堂々と出す。もしうまく回転しなければ自分で引き上げて飲むなり、無料でお客さんにテイスティングしてもらうこともいいと思います。

 

開けたら思ったほどではなかった。。。というなら思い切って出さないか、最初から1杯目などに安く出し続けるとか。お客さんの信頼ということからすると圧倒的に前者がいいことは間違いありません。

 

 

私が行ったことがあるお店で、何杯か飲んで談笑していると、バックバーではなくカウンターの下からボトルを出し、「これは勉強用で買ったもので商品ではないんだけど、原価でいいから飲みませんか?」といって飲ませてもらったことがあります。

 

たしかに個性的な勉強になる味。けれど確かに一般受けするような感じではなかったです。

 

 

(いつになくではありますが。。。)バーテンダーさんは大変だなと。飲み手は期待していますので、これからもぜひがんばっていただきたいです。

 

交通手段もありますし全く同じとは言いませんが、うまいラーメン屋さんや、うどん屋さん、お蕎麦屋さんは遠くからでもお客さんは通っていますしね。

#理想のBAR

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