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最高のファークラス






グレンファークラス 1974-1994 43度 OB 271 / 1200 70CL


グレンファークラス 1965-1995 54.1度 JUBILAUMS-ABFULLUNY (ドイツ) 70CL





お盆進行3日目。あまりにも最高の夜が連続して感謝の気持ちを忘れそうですが、今日まで合計20ショット。いずれも印象深いものばかりでした。来週からきっちり復習いたします。





初日には著名な「ウイスキーコンパニオン」翻訳者、ウイスキーワールドにも参加されている山岡秀雄氏、2、3日目にはシングルモルト普及委員会の委員長、松本氏はじめ、素晴らしいモルト飲みの方々とともに濃密で最高の時間を共有することができました。






松本委員長も掲載されるということで、そろそろ解禁したい「公認100点ファークラス1965」、そして私の生まれ年でもあるOBの「1974ファークラス」。





樽不足が叫ばれる中、現代に栄光のシェリー樽を伝えてくれています。






花のような上品な高貴な香りとともに始まり、抜群のミドル、ボディはふくらみ、時間とともに徐々にしみ込んでいく、そして生クリームのようなクリーミーさの中にリンゴの酸味を感じ、フィニッシュにはそのリンゴを砂糖に漬け込んだような甘みを残して抜けていく。高貴でなおかつ切ない。。。





1965はダークシェリー、1974はライトな琥珀色でしたが、赤と白のワインのように対象的でありながら芯はまったくぶれておらず、優等生で何が悪いといわんばかり。同席した方々からも感嘆の声、喧騒の有楽町に鮮やかなシェリーの風が吹いたようでした。






あえて言うならダークシェリーはチョコレートケーキ(スポンジも感じる)、1974はクッキーやバニラのようなフレーバーでしょうか。






日本が誇る最高のモルトバー、キャンベルタウンロッホさんでの素晴らしい3日間。本当にありがとうございました。


#グレンファークラス

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