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また151とスタッグについて。

11月は予約はないけど予定は沢山な若造です。ぐあー。

しつこいくらいに151の謎とスタッグの謎について。

まずは最初の記事前回の記事

151についてまたまた赤枝先生がコメントを。

>アメリカ市場において「151」っていうのがマーケティング的にキャッチーなフレーズだったんじゃないか、という話で盛り上がりました(あくまでも推測なんですが)。
おそらくアメリカ人にとって「1」や「5」はタフでストロングな印象を受ける数字なんじゃなか・・・例えばジーンズでも「リーバイス501」、「リーバイス505」、「リー101」、アメ車のピックアップトラックとかで4500ccなのに「ナントカ500」(なんかそんな名前のがあったんですけど、いま思い出せないです。)とか…・例えばジーンズでも「リーバイス501」、「リーバイス505」、「リー101」、アメ車のピックアップトラックとかで4500ccなのに「ナントカ500」(なんかそんな名前のがあったんですけど、いま思い出せないです。)とか…。「1」「5」「1」も強いアルコールのタフな飲み物としてキャッチーだったんじゃないか?(日本人が8を末広がりで縁起がいいと言うような感覚?)という事を話したんですが、真偽のほどはまだ調べていないです。
ワイルドターキーの「101」、ハーパーの「101」とかもありましたよね。

納得のいく説明です。実は私も調べてたら「1」「5」という数字自体が好まれて使われてるというような記事を拝見いたしました。

税金の問題、マーケティングの趣向。「151」の数字にたどり着くには十分な気がしてきました。

ジャマイカで1941年に制定された、物品税(消費税)に関する法律、その第73条において、
「アルコール度数75%(150プルーフ)を超えない範囲で、サトウキビの搾り汁   モラセス(糖蜜)、または、サトウキビの廃物を原料に造られたスピリッツをラム と規定し、税を課す。」というものがあり、ジャマイカではなくガイアナ(デメララ)で作られるラムには(恐らく)その規定がなく、敢えて1プルーフ足した151という数字を使った。さらには「1」と「5」がアメリカ市場でインパクトの得られるような数字であり、語呂もよかった。

などと説明すれば、おおよそ納得のいく説明になりそうです。
ただ憶測なので断言はできませんが。笑
もし他にも情報ありましたら引き続きよろしくお願いします。

ジョージTスタッグにおいては「バーボンの定義で、125プルーフを越えない度数で樽詰めをする定義があるのに、なぜ70%を超えるような製品が登場したのか」というテーマでした。

輸出専用商品だった場合、例外がある。という意見を寄せて頂きましたが、個人的にはイーグルスネストであってほしいと思っていたところ、THE WHISKEYさま、栗マスターがコメントを寄せてくださいました。

>イーグルスネストの可能性も十分にありますよ。4thリリースのなかで、70度オーバーは1stか2の一度きりのはずですからね。

>なぞは解決しないのだけど・・・・2007年のウイスキーマガジン61号の記事に「今年のジョージTスタッグはI熟成庫の8階で見つけたものだ。1990年の春に蒸留され、度数は140.6プルーフ云々」とある。

8階はかなり高所だよね。

スタッグが全てが全て70%を超えるようなバーボンだったら、樽詰めの段階で既に度数が高い可能性もあり、イーグルスネスト説に説得力を持たせるには、アルコール度数にある程度のばらつきがあればと思っていました。

栗マスターのコメントはかなりの有力情報で、バッファロートレース蒸留所が何階まで樽を積むかはわかりませんが、8階ならほぼ間違いなくイーグルスネストで熟成させているんだと思います。

しかし今の段階では、イーグルスネストで熟成させた為、アルコール度数が著しく上昇した。とは言い切れないですね。

むしろそうならイーグルスネストの説明や、例えば「樽詰めは60%で行ったが、70%を超えるようなバーボンが出来上がった」などの売り文句や宣伝に記載されててもおかしくないので、未だに解決には至れませんね。

こちらも引き続きご意見募集中です。

コメントくださった皆さま、ありがとうございました。

#ウイスキー

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