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私のマリアージュ鑑別法。

角瓶のおまけがソーダだと嬉しい若造です。

お酒と食事を合わせることを、マリアージュと言いますが、マリアージュは結婚という意味で大体ここでもそんな意味です。

知識と経験によって、これとこれは合うと予測することも可能ですが、私的な見分け方があります。

それはずばり口に含める量に起因する説。

お酒一口の量が少ないもの(ウイスキーのカスク)などは、食事もちょこちょこっと口に入れるもの(濃厚なチーズや、チョコレートなど)。外すと最低ですが、稀に恐るべきマリアージュをすることがあります。

逆にお酒一口が大きければ(ビールなど)、合うものの数は増えますが、マリアージュとは言いがたいと思います。キムチとビールは、マリアージュというには片思い過ぎると思います。
キムチを食べてるからビールがうまい!ってもんじゃなくて、キムチとビールが超絶に引き立てあうことが大切です。ビールとスイーツは合わないと思いますが、実は完食完飲できなくもないような気が(個人差あり)。ラガーやピルスナの話です。キムチとマリアージュさせるなら、1週間時間貰ったら、ビールよりウイスキーの方が先に見つけることができそうな気がします。でもチェイサーはビールがいいな。笑

ほんで口に含める量というのは、主にアルコール度数から変わってきます。あとは発泡の有無。

食事の場合は、味の濃厚さ、と一皿の大きさかな?前菜とパスタでは違いますよね。稀にチーズを一口でいく方もいらっしゃいますが。笑

なので、食事と共にワインを供すということは、バランスが良い飲食だと思います。日本酒や焼酎も。

ウイスキーも、1:1~1:1.5くらいの水割りなら食事と合います。

このくらいで、マリアージュ失敗の可能性を大体5割削減できます。

ご法度なところをざっくり言うと、ウニと赤ワインとか逆マリアージュです。

でも野性味溢れるマールとかだったら、探したら良さ気なのもある気がします。更にウイスキーだったら、合わせるのそう難しくありません。

あとは、ほぼ間違いないとこで、似たもの同士を合わせることです。スモーク×スモーキーなウイスキー、甘いの×甘いの。

これは個人的にはあまり好きではありません。理由としては、野次馬根性で、美男美女より、美女と野獣カップルの方が面白いと思うからです。やっかみとも言います。笑

話は戻り、ダイニングバーなんかで、パスタをカルアミルクで・・・っていう光景をよく見ます。自分では絶対しない組み合わせですし、実際「うえぇ」って思いますが、この理論から言うと、最悪なところには言ってません。パスタとカルアのストレートの方がきついと思います。笑

そして何より、TPOが大切です。

仲間と楽しく飲む、上司に気を使って飲む、ひとりでゆっくりと。様々なシチュエーションがあります。

私はよくワインは社交的な酒、ウイスキーは内向的な酒、とお客さまにも口にすることが多いのですうが、お姉ちゃんのお店で飲むウイスキーの水割りはたちまち社交性を帯びます。

逆に、5人の団体さんがみんながみんな、ウイスキーをストレートで飲んでいたら、違和感も覚えます。

酒の席ですし、気を使ったり、腹が立ったりと楽しいことばかりではないかもしれません。人と人とのマリアージュが大切です。

でも、そんな時、私たちには選択肢が残されています。

それは、一人で飲むこと(もしくは、愚痴を聞いてくれる人をもつこと。笑)。

何かとあわせるのがもったいない酒はあります。料理もあります。

酒を飲み、美味しい空気を吸うだけでマリアージュすることもあります。

スパイスとして、ちょっとした会話や、出会いがあるかもしれません。

偶然マリアージュッた!なんてのも人間らしい気がします。

まとまりません、ギブ!

長文書くときは漏れなく酔いに負ける若造でした。

#マリアージュ

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