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カクテルチャリティーラリー2013を終えて

3.11

カクテルラリー最終日の今日。

本当に多くのお客様にご来店いただきまして、誠に有り難うございました。

このラリーを通じて、新しい出会いがあり、本当に楽しいひと月でございました。

また、今回のラリーにて本当に嬉しかった事は、

チケットを片手に親子でお見えになっていただき、親から子へBARの体験をさせてあげたいという思いで、ご一緒にカウンターでグラスを傾けていただけた事が私達にとって励みになり、やってよかった・・・そう思う事が出来ました。

また、これだけにとどまらずBARへ来た事が無い方が、新聞やラジオを聞いて勇気を持ってBARの重い扉を開けていただいた事や静岡のBARがこれだけ頑張っているんだという事、そして多くのお客様に応援をしていただけた事。

本当に・・・本当に、有り難うございました。

今回の体験が、静岡のBARにとどまらず静岡県のBAR、または日本のBARをお楽しみいただく「パスポート」となっていただけると幸いに思います。

また、ここで今日だからこそ私のラリー・カクテルの本当の意味をお話しさせていただきます。

私の今回のカクテルのテーマは、「鎮魂」です。

メキシコを担当させていただき、テキーラをベースにさせていただきました。

そして、パイナップルとローズティーの自家製シロップとローズペダル。

そこに、中南米のフルーツである「グラヴィオーラ」のピューレを取り寄せメキシコの味わいをお楽しみいただきました。

そのカクテルのイメージは、メキシコのグアダルーペ寺院の聖母です。

お皿に散りばめられたバラの花びらはその聖母の逸話にまつわる事に意味をなしておりました。

ここで、メキシコではありませんがドイツのリープフラウミルヒというワインのカテゴリーがあるのはご存知でしょうか?

意味は「聖母の乳」という意味です。

グラヴィオーラが持つ乳酸菌飲料のような味わいをそれに見立てたのです。

私達の今回の企画は、東北沖大地震への義援金の為のチャリティーとなっておりました。

当初より、今日のこの最終日を終えるまではご説明はさせていただくことを遠慮させていただいておりました。

純粋に皆様にお楽しみいただきたかったので・・・

すこしでも、前へ進めて、少しでも何かを・・・

人間の力は、団結によって大きくなるのではないかと思います。

実際に、私どもBartender's Club SHIZUOKAのメンバーの一人一人の力なくして今回の成功は無かったと思うのです。

そして、ご参加をいただきましたすべてのお客様のご協力無くして、このチャリーティーもなし得なかった事でしょう。

もう一度、もう一度・・・・感謝の気持ちと東北の皆様に

ありがとうございました、そしてみんなで頑張ろう!!

今後ともよろしくお願い致します。

#バーテンダーの独り言

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