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職人との対話

昨夜、終わりごろにお見えになったのがいつも懇意にしていただいている料理屋のご主人。

年上ですが、あまり年が変わらないこともあり移転前からお世話になっている方。
かなりの頑固な職人であり、素材に対する思いや考え方がお話をするたびに共感をしている一人。

もちろん味のセンスもきらりと光る繊細さを持つ舌を生かしたお料理を楽しむことが出来る。

そんな彼が、昨夜は以前働いていたお店の師匠を連れておいでになられた。

そのお店の名前も静岡では有名店のご主人。
ちょっと緊張しましたが、いつも明るい彼がそれを和らいでくれた。

まずは一杯とお飲みいただき、軽くご挨拶。

そして、以前彼から「お題」をいただいていたかぼちゃのカクテルを披露。

そして出た言葉が、「すごい!」

嬉しい限りです。

業種は違えど、味のプロの方からそうおっしゃっていただけるのは本当に嬉しくも思い、恐縮をいたします。

色々とかぼちゃをテーマに盛り上がり、素材に対する考え方やバー・テンダーとしての視点を話した。

僕のカクテルは、バランスが命。

それを信条にいつもカクテル作りをしている。

そんな話をしていると、彼の師匠から「彼は和食の考え方だね。今日ここに来て嬉しかった。」というお言葉をいただいた。

有難うございます。その道のプロから言われると本当に嬉しい限りです。

まだまだ発展途上の身ではありますが、そのお言葉を念頭に置き今後もますますの精進をいたします。

#バーテンダーの独り言

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