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サントリーウィスキーフェスタin SHIZUOKA

はいはい皆様大変にお待たせいたしました。
先日のサントリーウィスキーフェスタの模様をUP致しますね♪

ちなみに写真はあまり撮れませんでしたのであらかじめお詫び申し上げます。(なぜか?は下記の内容を参照)

さて、まず何から書きましょうか?

午前11:00ホテルセンチュリー静岡へセッティングメンバーとして今回の担当者達が集合。
前日まで営業をしていた人たちばかりで、なかなかの早起きです。

さて、11時前に着いたので一番乗りで私は会場に着き、サントリーのスタッフ様達にご挨拶を済ませ担当するBARブースへ向かいました。

中に入るとまだ設営をしている業者の方がいそいそと作っていたんですが、その中にはなんともまぁ立派なBARが誕生しようとしていました。

カウンターもバックバーもまさにオーセンティックバーそのもの!

すげぇ!!気合が入ります。まさか簡易でここまでのBARが完成するとは夢にまでも思いませんでしたから正直驚きを隠せない自分がいました。

11時に近づくと同時にセッティングスタッフが今日必要な物を持ち合い、中に入り自分と同様な驚きを見せていました。

壊すのがもったいないよね?といいながら今度何かのパーティーの時にはつかわさせてもらえないか?なんていう声も出たぐらいです。(写真が無くてごめんなさい)

そして、時間も無いので早々にセッティングを始めてバタバタと時間だけが過ぎ、気がつくともうバーテンダー専用のセミナー開始時刻に・・・。!!!!!!間に合わないぞ!!
とその中でサントリーの担当者の方が僕達がやっておきますのでぜひセミナーを聞いてください!というお声を頂き、そのお言葉に甘え作業の手を止めて、隣の会場で行われる「サントリー・チーフ・ブレンダー 輿水氏によるバーテンダーセミナー」へ出席することにしました。

輿水さんとお会いするのは初めてでしたし、今日の楽しみの一つでもありました。

会場内には県内のバーテンダーが集まり、貴重なお話に耳を傾けて、真剣な眼差しで輿水さんが説明してくれる一言一言にメモを取りウィスキーに対しての関心の高さを感じる会場内でした。

私も、もちろんこのお話に対してとても興味を抱いていて大変に為になる時間をいただきました。


今回の私のメモ(簡単に)
・乳酸菌が味わいの骨格を決める
・木製のウォッシュバックのほうが乳酸菌の数が多くなる
・乳酸菌は初に出てくる物と後から出てくる物とある。
・酵母菌(S化合物(ボディ感)はエール酵母とディスティラリー酵母をMIXしたほうが多く出る。
・泡沫相による蒸留釜接触面による化学反応の様子。
・酵母菌を飢餓状態にすることにより、よりリッチで香りの高いウィスキーを作ることができる。
・1940年代より国産の材木にてたるを製造をしている。
・日本での熟成樽は長期熟成において大きめの樽を使う事が有効である。
・柾目がきれいな材で作る樽ほど年間のエンジェルシェアが少ない。
・シェリーのボデガにて樽のシーズニングを行う時に鏡版にはK.T.B(寿屋)と書かれている。
・ミズナラの木の産地は北海道の物で、樹齢約200年ほどの物を使用する。
・現在植林をして未来へのウィスキー造りの環境を整える為に地球温暖化を防ぐ努力をしている。
・熟成庫は、白州と近江があるが近江のほうが温度が高い
・ブレンディングレシピは、スコットランドでは変えずに作っているが山崎では、ウィスキーの状態により少しずつ変えていい状態の物を作り上げている。


まぁ他にもありますがこの辺で。

セミナーが終わり大急ぎでセッティング作業へ戻り、BARコーナーその名も「BAR 洋酒天国」の準備に取り掛かりました。

14時の開場に合わせてぞくぞくとお客様が入場してまだ間に合わない状態でしたが何とか少しずつ形になっていき、準備をしながらの「開店」となりました。

1時間ぐらい経ったでしょうか?

「BAR 洋酒天国」は満員御礼!普段の営業でこんなにお客さんが着たら・・・・というような思いでカクテルを製作し続けました。

今回、NBA浜松支部(BAR THINKのマスター)(トライアングルの寺田君)(浜松グランドホテルの鳥井君)沼津支部からは(ヴィクトリーの佐野君)(BAR YUMOTOの安西君)が助っ人としてBARカウンターに入ってもらいました。
今思えば彼らに手伝ってもらえなかったら・・・恐ろしいことになっていたでしょう。

そしてフレアーバーテンディングショーが始まるとお客様達はその華麗な演技を観覧する為に舞台のほうへ移動。
この隙にまずは、軌道修正ならびにメンバー交代、足りない物の補充作業をして夕方から来る本当の「嵐」に向けての準備をして体制を整えました。

そしてフレアーバーテンディングが終了すると同時に前半のお客様の倍以上のお客様が一気になだれ込んできました。

ノーーーーーー!なんじゃこれは!
一瞬にして「BAR 洋酒天国」はテーブルも見えないくらいに人だかり。これには参りました。準備を整えたバーテンダー達でもこれにはびっくりしていたようで、直前に仕込んでおいたプレミックスを大慌てで冷蔵庫から持ってきて、対応に追われてしまいました。

まぁでもこの時のスタッフは結構揃っていた為、なんとか対応できたのですがメンバー交代をし、一般の方々が来場し始めるとさぁ!大変!
(後半へ続く)

#バーテンダーの独り言

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