なぜこのタイトルかと申しますと、ここ最近初めてBARにお越しになられるお客様が、
多く、やはり皆様どうしてもこのBARの扉がいろいろな意味で思い感じをするらしく。
やはり、敷居の高さが感じるのは否めないということなのです。
ですので、あくまで僕の意見として少し「BARの扉」について語っていようと思います。
そもそも、BARの扉はなぜあんなにも重いのか?
とても重厚感がありますよね?
もちろんお店の風格を現すにもすごくわかりやすいと思います。
でもその扉の重さの意味というのは、外界。つまりは外での出来事と遮断する役割もあると思うのです。
また、お店に入れば外での出来事を忘れさせ、中での出来事は守られる。
例えば、
私は普段あまりBARに入りお仕事の話をするのはあまり好ましくないと思うことがあります。
するなとは言いませんが、会社名を大声で呼びながらお話をするのがいけないと思うからです。
他にお客様がいなければよろしいのですが、周りの方にそれが聞こえてしまうといろいろな意味でマイナスだと思ってしまうからなんですよね。
それに先ほども言いましたが、あの重いBARの扉をくぐればそこはもう仕事場ではないと思うのです。
もちろんお仕事の愚痴や悩み、相談事いろいろあるでしょうから、それを吐き出すのも正しいと思います。
ただ僕の願いとして再びBARの扉をくぐったときに、今日を忘れ新しい明日を見つけて欲しいと思うのです。
BARの扉は来る時に重く、帰るときには軽くなっている。
それがあの重い扉だと思うのです。
BARは「非日常的な空間」とよく言われますが、それを作り出すにもあの扉が必要なのです。
BARによって扉の顔が様々だと思います。
さぁ勇気を出して、その扉を開ければ外とは違う時間を感じることでしょう。
今日はどんな扉を開けますか?
AFORE Ye GO!! (汝ら、いざ進め!)アーサー・ベルが乾杯のときに好んで使ったモットー。
#バーテンダーの独り言