一周年を記念してこの『扉の向こう側。。。』のファンの方から
一番反響があり、「くさのっちと言えばソーダ割り!!」と言う
嬉しいイメージが付いたアノ記事をUPしようと
思ってたのですが、読み返すウチに書き直そうかと。。。
最近某目メーカーさんのお陰で『ハイボール』のオーダーが多いことですし。
CMの映像に氷が入っててホント良かった。。。
では。。。
まず、僕はウイスキーを冷凍庫に入れるの大嫌いデス。
「爽快な口当たりになる。」「すっきりして飲み安い」etc色々な意見がありますが
正直僕は嫌いです。風味・味わい・香りともに
ある一定の温度を下回るとグンと落ちませんか?
冷凍庫に入れる事を推奨するって、
「常温で飲んだら雑味があるので、冷やしてごまかして下さい。」
って言ってるのと同じでしょ。
僕はそんなお酒わざわざ飲みたいと思いません。
最近の流行の一つに「神戸ハイボール」。
キンキンに冷やしたグラスにキンキンのウィスキー。
そして氷を入れずにソーダUP!!で、香り付けのレモンピール。
これは、トリスなどのお酒をいかに美味しく飲むか考え抜かれた
素晴らしいカクテルだと思います。
でも、ウィスキーの美味しいソーダ割りは
「ハイボール」スタイルでは無いと僕は考えています。
余り冷えすぎていないグラスに適度の氷。
そして氷を伝わせながらウィスキーを。
で、ソーダを勢い良くUP。
ここで最近よく見られるのが、そ~っと注いだり、ステアをさっとしかしないと
ソーダの臭さが残って気になって仕方ない!!
「炭酸抜けるんちゃう?」って思われるかも知れませんが、
ちゃんとしたやり方をすれば、バースプーンをガンガンに使っても炭酸は抜けません!!
ウィスキーとソーダを融合させる様、バースプーンでしっかり湧かせてあげます。
で、お客様の前へ。。。
名前は「ソーダ割り」ですがウィスキーをソーダで割ると思って僕は創りません。
ウィスキーの芳醇な香り・旨味をソーダで優しく包み込む。
この気持ちで今までの何万杯を創ってきました。
そんな僕のオススメは「デュワーズ・ソーダ」。
優しさに包まれたソーダ割りは「最初の一杯」だけでは無く、
飲み続けても飽きない表情を見せます。
言うなれば『石田三成の心』ですね。
#僕の○○論