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★思い出の一杯・・・3(大牟田)

さてと、明日開催のOgikubo Malt 倶楽部の料理の仕込みもひと段落したしアップしましょう。

ちなみに第8回はピーク時32人でしたから、何の料理を出しても瞬殺されてしまうという状態。さすがにへろへろになりました。今回はちょっと楽そうです。

今日はどこのボトルを・・・

そうだ、ケイデンヘッドのブラックダンピーの写真はどこだ~ あったあった

このボトルは博多から電車でちょっと離れた福岡の最南端The Whisky BarのSさんのところでいただきました。このボトルの存在は、私のマイミクさんの日記で知り、いつかは大牟田!みたいな感じで考えていたのですが、福岡までは行くもののそこから先にまでなかなか足が延ばせる時間がなかったのでした。

福岡出張の度に あのボトルはまだ残ってるのかな~ っていう感じでずっと気になっていました。

かなり前のことですが、やっとそのチャンスが巡ってきたのです。その日は接待も支店との打ち合わせも無く翌日のアポイントも割りと遅かったので、早速大牟田のホテルを予約。

そしていざ出撃だったのです。大牟田で電車を降りてとぼとぼ歩きながらお店に向かいました。タクシーに乗ればあっという間なのですが、歩かないと発見もなにもなく終わってしまいますからね。

国道を歩き、電車の線路を渡ると、なにやら酒屋さん。 これはチェックしない手はないですよね。

とりあえず酒屋にはいり、ウイスキーの棚を見渡すと お G&Mのホワイトラベルが数本!! 大正解じゃん って一瞬思ったのですが・・・値段はたしか諭吉2枚弱だったような マクダフだったかなぁ 

値段をみてがっくりして、諦めて出てきました。 だってSさんのお店があるのに残ってるわけ無いよなって自分を納得させながらお店を後にして、本来の目標のお店に到着。

本当は開店時間がもう少し遅かったのですが、事前にお電話をしてちょっと早めてあけていただきました。

Sさんとはミクシーでは以前より交流はあったのですが、やっと初めてのご挨拶。

そして店内を見渡すと 思わず頬が緩むようなものがあちこちに・・・恐るべし大牟田!見たいな感じでわくわくと杯を重ねていったのでした。

数杯いただいて会話も弾みだしてから、「ロングローありますか?」と恐る恐るきくと出てきました。バックバーの奥から。

1973年蒸留の1989年ボトリングの16年もの 度数はちょっと覚えていません
いやぁ黒ケイデンは結構前から飲んでいましたが、こればかりは初めて見ました。150周年のトールボトルくらいしかなかったと思っていましたが、黒があるとは・・・

しかも幻の1973ビンテージですよ! リフィルのシェリーの甘さとスモークが混じってこれはこれは!!!
よくもひねずに残っていたものです。
Sさんとこれを購入するきっかけの話とかいろいろ聞いていると、共通のイタリア人の名前がでてきたりするので、また盛り上がってしまったり。

でもさすがに途中でお腹が空いたので、なんと中抜けして向かいの居酒屋さんで自家製のさつま揚げなどはもはも・・・
ビールをのんで、一服してまたお店に戻りました。なんか、いいですよね~

しばらくするとやはりマイミクのSさんも登場し、さらに盛り上がってしまう。なんか初めて着たのにまったく初めてではない気がしたそんな大牟田。盛り上がりながら夜は更けていくのでありました。

ネットでの人が現実になり、そして仲良くなれる。共通の言語はウイスキー。

やっぱりやめられませんね。こればかりは・・・

#The Bar

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