今回はキューバ葉巻のトップブランド「コイーバ」について書いてみようと思います。
まずコイーバというネーミングはタイノ族(キューバの原住民)の吸っていた葉巻のような物を「コイーバ」と言っていた事から付いた名前だそうです。
だからコイーバのポニーテールのマークは女性ではなくタイノ族がモデルになっているのです。
1960年代にフィデル・カストロが吸っていた、ラ・コロナ工場のエドアルド・リベラ(葉巻職人)のオリジナルブレンドがコイーバの原型と言われています。
1962年にあの伝説の葉巻工場「エル・ラギート」にリベラを責任者として迎え入れ、コイーバの生産が始まりました。
最初のコイーバはランセロス、コロナス・エスペシャル、パネテラスの三種類でした。
工場ネームに「ラギート」が付くのも納得ですね。
しかし当時は一般には出回ることなく、政府要人用または外交客人用で政府関係者しか手にすることがなかったそうです。
1982年に一般市場に発売されるようになってから現在まで、キューバ葉巻のトップブランドとして世界中の人々から愛される葉巻であり続けています。