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What”s Connoisseurs Club ? 3

2年目に入ったころから会の運営は Stand Bar のマスターに委ねられることになりました。何しろ毎月1回開催するのですから、毎月のテーマを探すのが大変で彼の苦難の時代が始まったのでした。

メンバーは、ほぼ同じ顔ぶれの約10人集まってくるので、繰り返す訳にもいきません。なぜ、現在のように単一蒸留所の5本を集めることができるようになったのかは後で書きますが、ボトルの半分以上が残ってしまうことを考えると、売りにくいモルトを出すことは難しいので、どうしてもテーマが限られてしまいます。

色々話し合った結果、メンバーが自分の気に入ったボトルを持ち寄ったこともありましたし、買って失敗だったモルトを持ち寄ってその「不味さ」を競い合ったこともありました。後者のときには私はたまたま入院して欠席でしたがかなり盛り上がったようで、「文句なく一番不味い」と言われたモルトを持ってきた人は、なぜか得意げでした(私の持ち込んだモルトは「美味しい」と不評(?)だったそうで複雑な気分でした)。

#History

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